38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参終盤、冬季五輪。

2018年02月13日 | 農と暮らしの日記
人参もぼちぼち片っ端から収穫しては出荷。
これまでは大きいのから選んで抜いていたが、もうこれからはさほど大きくはならず、春が来ればとう立ちしてくるので、大きさにかかわらず、畑を片付ける一環としての収穫になってくる。

今季の人参はまずまず。
写真のは、上述のように大きいのを収穫していった後に残ったものたちだから、さほど良品には見えないかもしれないけれど、全体で見れば、サイズも形も、そして色合いもよかったから味もたぶんまずまずだったのでは。

ただし、いかんせん量が少ない。
結局、この8月播きの1作分だけが収穫までたどり着いた。約20mの4条、それが4列。それ以前に播いたものは発芽が揃わず、後に播いたものは秋の長雨で草とりや間引きができず、土に帰っていった。

台所から見れば、人参は1年中あって当然の野菜だ。
一方、畑から見ると、収穫できない時期が出てくる。当地では露地栽培なら春播きの収穫が6~7月、夏播きの収穫11~3月。トンネル被覆を使えば、冬に播いて4~5月をつなぐこともできなくはない(当初の何年かはこの作型もやっていた)。7月のかなり早めに播くことができれば、9月に間引き菜、10月に小さめの葉つき人参を出せなくもない(毎年、気候を見ながら時機をうかがってはいる)。
ただ、そのどちらも畑や作業時間のやりくりから、優先順位が低くなる。

だけれど、虫や病気の心配が少ない点ではつくりやすいともいえる。
考えようによっては、つくりやすいのかもしれない。
要検討。



温室のフィルムを張り替えてから1週間。
土曜がほぼ終日の雨、月曜がほぼ終日の小雪と強風。その他はほぼ晴れて、雨の土曜以外は引き続きの低温。2/8(木)は県内各地で観測史上の最低気温が続出した。
当地ではマイナス3℃くらいか。

木曜、金曜は収穫・出荷とあれこれの定植、播種。
露地のキャベツ定植とトンネルの大根播種はちょっと早かったけど、この先の畑仕事と天気予報をにらんで。

土曜は未明から雨で、気持ちよく松山へ。
愛媛有機農業研究会の総会、ゆうき生協の作付会議。午後もずっと雨なので、帰宅して作付計画や種の注文など。

日曜は収穫、温室の片付け(育苗準備)など。
月曜、火曜は収穫・出荷・配達作業が中心。



2/9(金)に平昌オリンピックが開幕。
それにしても、競技時間がすごい。さっそく開会式が遅かったし、ジャンプなんか普通に深夜だ。
ラジオで聴きながら寝るのにちょうどいい。

2/10(土)、就農12年
コメント
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