38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

温室フィルム、麦踏み。

2018年02月07日 | 農と暮らしの日記
火曜、うちの小さな育苗温室のフィルムを張り替えた。
去年の春か初夏頃に天井の一部が割けているのを見つけ、その後ちょっとずつ空が広がってきていたのだけど、秋冬野菜も育苗は戸外だから夏以降は用がなく、だけどそろそろ春夏野菜の育苗が始まるので、えいやっと。

本当はもう少し早くやるつもりだったが。
なにせこの寒波で、天気がよくても朝のうちから風の強い日が多く、でなければ小雪が舞っていたりして、なかなか好機がなかった。

やってしまえば早い。
先週の土曜に古いフィルムははがし済み。しかも、間口6mの奥行4.5mという小さな温室だし。ただ、1人でやるというのがなかなか面倒。別に大人数が必要なわけじゃないのだけど、ここを広げている間だけ、ちょっとそっち引っ張っといて、というのを、脚立からいったんおりて、また上がってみたいなのを繰り返すので時間がやたらかかる。

昼前までに、すっぽり被せ、風で飛ばされないように要所を仮どめするところまで。
午後、蛇腹のワイヤを桟にはめておさえ、裾周りの余分なフィルムをはさみですうっと切って仕上げ。

両サイドで換気する「くるくる」の部分はまた今度。
裾と四隅は今までのをそのまま使い、玄関もとりあえず現状のまま。時間のあるとき、フィルムの余ったところで張り替えるかも。

前にやったのが、今の家に引っ越してきたとき。
だから、7年前。まだ、巨大津波も原発事故も知らなかった頃だ。
なので、久しぶりにやると、いろいろ忘れている。天と両サイドではピンと張っているフィルムを、妻側(玄関と背中)では少しずつ重ねるようにしてすぼめていかないといけないのだけど、その感じがわからず、近所で温室のある人のところへ行って見せてもらってきた。
ま、写真のとおり、そんなふうにきれいにはできなかったけど。



夕方、畑に出て収穫、そして、一度目の麦踏み。
今冬の小麦は播くのが遅れたのと、たぶんその後の寒さもあってまだ小さく、1月の麦踏みはできなかった。発芽率もよくない感じ。これも寒さのせいだろうか。それとも、夏草の残渣が残った状態で耕耘して播いたから、畝の状態がよくなかったのもしれない。
収量はちょっと減りそう。



月曜と火曜は野菜セットの出荷、配達など。
フジグラン西条の地産地消コーナーに、さつま芋を少し。月曜に紅はるか、火曜に金時。



世の中では。
株価急落、北陸では大雪で車が多数立ち往生、佐賀県で自衛隊ヘリ墜落など。

週末の雨以降、かなり暖かくなる予報。
もしかして、春の雨の始まりかも? 春一番の播種、定植、急がなければ!
コメント
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