38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

葱苗、真冬の寒さ。

2016年02月15日 | 農と暮らしの日記
発芽がほぼ揃った感じの葱の苗。
何度も書いているかもしれないけど、葱はいつの間にか苦手野菜の筆頭格になってしまった。就農1、2年くらいは冬から早春の野菜セットに結構たっぷり入れていたと思うのだけど、畑より出荷に時間を費やすようになるに連れて苗床の除草が追いつかなくなり、その悪戦苦闘を何年か繰り返すうちに、多品目少量栽培のなかで優先順位がどんどん下がっていき、近年は植えても2、3列という程度になり、そしてついにこの冬は葱は一切なし、である。
我が家の食卓の葱はすべて購入品だ。

などと開き直っているわけにもいかず。
アブラナ科はダイコンサルハムシにやられる、人参は乾燥と草とり時間不足で少なめ、さつま芋も草とり追いつかず、里芋は今季なぜか病気発生、という具合で冬の野菜セットは早々に品不足となってしまっている。
基本中の基本の野菜はとにかく作らなければ。

というわけで、葱を次の秋冬の重点野菜に指定(ノートにそう書いただけ)。
早春に種を播き、初夏から夏に定植という長丁場だから、いつ脱落するかわからないけど、とにかく種は播かなきゃ芽は出ない、始めなければ始まらない。草とりの労力を少しでも軽減するために、セルトレイ育苗したものを畑に仮植えし、大苗で定植するというやり方で。

何年か前にも書いたことがある気がするけど。
僕の顔見たら、「葱、どうなってる?」としつこく聞いてください。



今日も3日分まとめて。

土曜、未明に小雨、日中は曇り時々晴れ時々雨、夜は大雨。
荒天でもあり、ほぼ終日の机仕事。
朝ごはんは、キャベツと人参と豚の炒めたの、鯒の味噌汁、鰈の煮こごり。
昼ごはんは、ウマヅラハギと大根のアヒージョ風、若布とレタスのスープ。
晩ごはんは、今季最後の白チゲ(キムチ豆乳鍋)、〆はうどん。

日曜、朝は予報通り20度近い高温。曇り時々晴れ。気温は午後から急降下。
机仕事、散髪、鶏ハムづくり、夕方に有機農業研究会青年部の打ち合わせ。
朝ごはんは、昨晩の白チゲの雑炊。
昼ごはんは、バレンタイン・サンドイッチ、大根と鶏ハムのスープ。
晩ごはんは、鶏とさつま芋の炊いたの、鰤大根、人参と大根のなます。
鰤というよりはまちサイズか、愛媛産天然のあら2パック約1kgで400円ほどだったので。

月曜、寒風、曇り時々晴れ時々小雨。
強風の畑見回り、荷造り、育苗の種播きあれこれ、収穫、夜は消防の機械点検。
朝ごはんは、トースト、鶏ハム、炒り玉子、茹でキャベツ。
昼ごはんは、鶏とさつま芋の炊いたの、なます。
晩ごはんは、鰤大根、なます、おぼろ豆腐の温奴、ほうれん草のえのきあん。



「お椿さん」(松山の椿まつり)までは寒いといわれるが、まさに真冬の冷たさ。
ここまでかなりの「暖冬」だったから、よけいにこたえる。


コメント (2)
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