38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雲多い週末、東京五輪。

2013年09月08日 | 農と暮らしの日記
左が浪多川(なみだがわ)、右が室川(むろかわ)。
このように、うちの近所ではこの2つの川が中土手を隔てるかたちで並行して流れている。右の室川は先日の大雨で増水している様子を写真で載せたけれど、雨があがったらこのように、いつものとおり「水無し川」になっている。

浪多川は、真の魚採り場。
このところの雨続きで、なかなか釣り竿持って出かけられないようだけど。

さて、写真の意味は左の浪多川の土手草刈りをした、という図。
9月第1日曜がたいてい自治会によるここの草刈りで、今日も雨があがったから予定どおり、約3時間。ただし、写真に写っている辺りはおそらく人力の刈り払い機ではなく、パワーショベルみたいなの?にブロワー付きのモアをアタッチメントで付けたやつが見事にきれいにしていってくれた。

建設中の高架橋は舟屋(ふなや)王至森寺(おしもりじ)線。
完成すれば、西条市を東西に並行して走る北の産業道路と南の国道11号線との往来がまたひとつ便利になる。奥に見えているのが西条東中学校。



写真もないので、久しぶりに2日分まとめての記録。

土曜は曇り時々晴れ、一時雨。
収穫、荷作り、市街に出荷、苺漁師のTさんと地魚&野菜の物々交換。というか当方の野菜がなくて100:1くらいの交換比率。鱸と黒鯛をたくさんいただきました。
午後は机仕事など。

日曜は早朝にまたまたしっかり雨。のち曇り。
午前中は冒頭の土手草刈り。
そのまま、昼ごはんがてらの「反省会」があったのだけど、仕事もあり車にも乗らなければいけないので例年通り不参加。
午後は主に机仕事。



2020年のオリンピックが東京に決まった。
国内のスポーツ界はまたこれでいろいろと弾みがつきそうだが、一方で、やはり震災・原発事故からの復興は気がかりだ。

ネットで見た新聞の報道に、こんなコメントがあった。
「ロンドン五輪は見ていてわくわくしたので、東京開催は素直にうれしい。もうチケット入手の話をしている友人もいる。7年後は、世界はもちろん、日本でも被災地を忘れている人が多いと思う。五輪が、そんな人たちが被災地に来てくれたりするきっかけになってほしい」。

なんてことを言うのだろうと思った。
五輪が被災地のことをもう一度思い出させる……。被災地の人がこんなコメントを聞いたらいったいどう思うだろう。と、思いつつよく読むと、こう語ったのは津波で自宅を流されたという仙台の大学生だった(毎日新聞)。

なんてことを言わせるのだろう。
7年後にはもうみんな被災地のことなど忘れているだろうから、せめて五輪がそれを思い出させるきっかけになってくれれば……。
私たちは被災者に、もうこんなことを言わせなければならないのか。
コメント
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