38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

久々の、しっかり雨。

2009年05月28日 | 農と暮らしの日記
いま出荷している人参。
トンネルに播いたもので、春播きより少しだけ早くできるので、冬の人参が4月初めに終わってからの空白を短くすることができる。しかし、この通り、どうもこの季節の人参は冬の人参のようなどっしり感、たっぷり感がない。いや、一般的にというわけではないのだろう、だけれどうちの畑では毎年だいたいこうなってしまう。もう少し畑に置いておけば多少は太ってくるけれど、筋っぽい感じは残る。この写真ので、だいたい1本100gくらい。この写真は1.5kg、単価500円なので750円。



木曜、予報は曇り、ところにより昼過ぎから雨。
朝:6時から机しごと、ごはん。
午前:昨日の続きでトマトの支柱固定、薫とふたり約1時間半で完成。野菜セットの収穫をして、荷造りは薫に任せて再び畑へ。トラクタ耕耘、畝立て、オクラの直播き。

オクラはこれが第3弾。
最初は同じ畑の半分に播いてあって発芽がぼちぼち揃い始めたところ、続く第2弾はポット播き。今日播いたところに本来は先日播く予定だったのが、トラクタ故障で中止し、だけど種は催芽のために浸水してあったので育苗に変更してポットに播いた。これも少しずつ芽を出し始めている。

そして今日、トラクタが戻ってきたので。
その本来播く予定だった畑を耕耘して、第3弾の種播きとなった次第。畝立て途中から雨が降り始めたが、なんとか播き終えた。ついでにポワロの種も播く。他の葱と同様、これは育苗で、夏に本圃に植え換えて冬に収穫する予定。作業は14時終了、戻ってちょうど薫も出荷と買い物から帰ってきたので遅昼。

午後:雨がまあまあ本降り。
宅配便で送るセットの荷造りをしてから、机しごとを夕方まで。

19時前から水番の練習。
練習って、ちょっと違うかもしれないけど、地域の水田に水を入れる水路の管理の当番があり、今年からうちもそれに入れてもらったので。うちは面積が小さいので当番も1日だけ。しかし何をどうやればいいのか説明を聞いただけではわからないから、同じ時間帯に当番をされる方の軽トラに同乗して、実地で要所要所の仕事を教えてもらい、頭に入れる。簡単に言うと、道路沿いの水路に分岐がいくつかあって、それを「こっちに流れるようにこっちは止める」とか「こっちが1/3で、そっちに2/3流れるように板を動かす」とか。昔に比べるとかなり簡略化されたということで、なんとかこれならできそう。忘れるといけないから、当日までにもういっぺん道をたどってシミュレーションしておこう。

ちなみに、前もリンクしたことがありますが、うちの辺りの水利について、この資料はとても勉強になる。
■鮭川水利組合(飯岡)の水事情

午後、雨はけっこうしっかり降った。
……ような気がするけれど、時間は短いし、そもそも畑が乾ききっているから、これくらいではまた明日になると、土ぼこりが舞うような状態かもしれない。



<本日の野菜セット>例
葉つき人参、小玉葱、小さい新じゃが、小さいキャベツ、ブロッコリィまたは茎ブロッコリィ、さやつきえんどう豆、ズッキーニ、ラディッシュ、などから。
※じゃが芋はまだ小さいけれど、野菜が少ないので早掘りで少しずつ。
コメント
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