38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

さつま芋、植え付け。

2009年05月20日 | 農と暮らしの日記
トラクタのロータリ爪を交換した。
ブログを見ると、昨年もこの頃に交換している。茎ブロッコリィも同じような感じ。季節はめぐる、松山千春である。

そのロータリだが、写真のとおり。
古い爪は磨り減って、あるものはナイフのように、またあるものは針のようになってしまっている(指さしているところ)。青いのが取り替えた新しい爪で、太さがまったく違うのがわかる。もう少し早く、夏作の植え付けを始めるときの耕耘くらいのタイミングで交換しておいたほうがよさそう。燃費も相当悪いはずだし。

土が乾いているのも摩耗をすすめるかもしれない。
適度な湿度があれば、トラクタ本体に与える負荷も少ないし、畑に与える負荷も少ないはず。適湿のときに耕耘するのが基本、というのはわかってはいるけれど、この3~5月のような天気ではそれは無理だ。大型機械を使うことが、うちのようなスタイルの有機農業にとってどういうメリットとデメリットがあるのか、最近の気象を見るといっそう、かなり深刻な瀬戸際に来ているような気がする。



セットのない水曜、やや雲が多い。
朝:5時から収穫、苗の水やり、ごはん。
午前:8時頃に久しぶりの保育園納品、スーパー出荷、買い物などなど。昼まで、薫とふたりで茄子、ピーマン、トマトの敷き藁。去年に続いて畑のすぐ近くの田んぼから麦藁を頂けることになり、さっそく軽トラで1車ぶんをまず。

しかし、いきなりトラブル発生。
というか、僕の運転技術の未熟さ……。麦畑に乗り入れようとした軽トラが用水に落ちかけ、狭い農道をふさいで前にも後ろにも行けないという状況になってしまった。ま、慣れている人ならわけなく操作してしまうところなのだろうけど、ペーパー卒業4年目にしてまだ初心者マークつけて走っている僕なので、完全に車輪を落としてしまう前に救援を求めた。近くの車屋さんに電話でSOS。恥ずかしいけど、しかたない。当然のことながら、ホイサホイサと車の位置を立て直してくれて事なきを得る。ありがとございました…。で、とにかく1車ぶんだけ麦藁敷き完了。

午後:トラクタのロータリ爪、交換。
そのあと、さつま芋の蔓を植える。新しいロータリでもう一回どおり耕耘してから管理機で畝を立て、金時200本と紅東200本をとりあえず。また来週あたりに追加で植える予定。一気に植えてしまえばいいようなものだが、今日は時間もないのがわかっていたし、活着するまでに晴れが続いたときに毎日水やりできる時間も限られ、いっぺんに何百本も同じ状態の苗があると困るので。何事もなければ一気にやってしまったほうが楽、何かあれば分かれているほうが楽。リスク分散の保険料である。19時終了、戻って晩ごはん。外はまだ明るい。

予報では明日、木曜の夜から雨が降るかも。
そこで降らなくても金曜には量の多少はあってもおそらく雨になる見込み。しかし、そのあとの傘マークが週間予報にはまだ登場してこない。「梅雨の走り」のような空模様になるのはまだもう少し先、なのだろうか。
コメント
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