キメツ

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　植木屋さんに庭木の葉刈りをしてもらった　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　師走に入りこの時期にすれば暖かい良いお天気の日が続いている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　今年買った手帳が殆ど真っ白だったので来年の手帳を買おうかどうか
　　　　　　　　　　　　　　　迷っていたが昨日手帳を買いにイオンにある本屋に寄った
　　　　　　　　　　　　　　　10時オープンなのだが本屋の前には20人余りの人が並んでいる
　　　　　　　　　　　　　　　「なんで？」と思ったが列に並んで開店を待った
　　　　　　　　　　　　　　　私の後ろに並んだニイチャンが私に「キメツ？」と訊いてきた
　　　　　　　　　　　　　　　意味がよくわからないので「ウン、ウン」とうなずいておいた
　　　　　　　　　　　　　　　オープンして列が進み始めたがよく見ると若い女性や、子供を連れたお母さんが多い
　　　　　　　　　　　　　　　見ていると列が進行する先にある文庫本のような本を全員が手にしている
　　　　　　　　　　　　　　　よく見るとカバーには漫画のような絵が描いてある
　　　　　　　　　　　　　　　脇を見ると店員さんが段ボールを開いて次々と「鬼滅の刃」
　　　　　　　　　　　　　　　が描いてある文庫本を取り出している
　　　　　　　　　　　　　　　結局列に並んで「キメツ」の本を買わなかったのは私だけ
　　　　　　　　　　　　　　　全く時代に乗り遅れていると痛切に感じた