さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

ほとんど罰ゲーム

2008-04-14 22:50:21 | 関東ボクシング
今日は、CSフジで日本、東洋のフライ級タイトルマッチを見て、
そのあと情報シャットアウトでWOWOWエキサイトマッチを見るつもりでした。
ところが、今日になってから、ついうっかりネットで、コットの試合結果を
見てしまいました。あううう。

ということで、CSフジの方を、追っかけ再生で今見終えました。
あーしんど...というのはおいといて、とりあえず雑感を。


前座の、日本フライ級3位と4位の対決、今宮佑介vs金城智哉戦は好ファイトでした。
金城の試合は何度か見てまして、良い若手やなーと思っていたんですが、
今日の試合見ていると、コンビネーションが出始めると、
同時にガードが下がってしまうのが目に付きました。
金城が速いコンビネーションで優勢でしたが、最終回にガードが下がったところに
勝負を捨てず頑張っていた今宮の右が決まり、金城ダウン。
残り時間がほとんど無かったので、そのまま金城が逃げ切り判定勝ちでしたが、
タイトル挑戦には課題も残る試合でした。

とはいえ、熱戦でした。両者に拍手です。
そして、終わってみればこの試合が、この日最後の見所でした(^^;)


セミファイナルは、その今宮や金城より日本ランクが下...というか、
日本ではノーランカー、しかしOPBF7位という大久保雅史(青木)が
長縄正春の引退で空位決定戦に出場し、5勝3敗の韓国王者、
18歳の鄭眞碕を判定で下し、新王者となりました。
試合内容はというと、両者の肩書き、戦績から受ける印象...
この両者でOPBF王座を争奪するというのはどうなのだろうか、という
先入観を全く裏切ることのないものでした。

新王者大久保には、OPBF王者たるにふさわしい相手との試合で、
その評価を高めてほしいと思います。


メインの日本タイトルマッチは、やはりというかなんというか、
チャンピオン吉田健司が大暴れ。頭や肩から突っ込んで、揉み合いに持ち込んでは
豪快に繰り出す必殺ラビットパンチが、チャレンジャー清水智信をとても困らせました。
しかし清水はあくまで冷静に闘い、要所でジャブ、右カウンターを決めて判定勝ち。
新チャンピオンとなりました。

しかし、清水にとっては、日本タイトルを獲る為の罰ゲームみたいなものでしたね。
変な言い方かもしれませんが、あんな相手とボクシングをしても、
勝ち負け以前に、面白くともなんともないでしょう。
試合を見ていて「お気の毒」だと思うばかりでした。

とにかく、これで吉田には二度勝ったわけで、もう対戦することもないでしょうし、
他の相手との試合で成長を見せて、世界を目指してほしいと思います。


ということで、TVで見ている限り、本日のタイトルマッチ二試合は、
ある程度想像してはいましたが、共にきつい内容でありました(^^;)

さて、WOWOWの方、今から見ようっと...(^^)←好きやね、キミも

コメント (4)
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