ということで日曜日、名古屋は刈谷市、お馴染み、あいおいホールで、無観客試合が開催。
勝利して思わず雄叫びを上げ、注意された選手もいたとか。
まあ、普段ならありえないことですね。余程のマナー違反なら別でしょうが。
あいおいホールは何度か行ったことがありますが、お客さんいないとこんな感じか、と驚きます。
この状態で試合...正直、映像で見ないとわからないところですが、無観客なのはもちろん、関係者の人数をも削ると、こんな風になるのか、と、写真一枚見るだけでも、相当な違和感がありますね。
あと、出場選手の思いを取り上げた記事。
しょうもない奴の名前をいちいち見出しに使うな、とは思いますが、中身は読ませるものです。
ボクサーひとりひとりに人生があり、その数だけ、語りうるドラマがある。
こういうときだからこそ、色々な思いがあることを思い出す、良い機会にしたいものです。
今後は、徐々に有観客試合が開催されていくことになります。
沖縄での試合が、最初の事例になるようですが、そのメインイベンターを取り上げた記事も。
イケメン、というリングネームの人がいたとは、不勉強なもので存じませんでした。健闘を。
ニュースで映像映して取り上げられていたんですか。見逃してしまいました。残念です。
その辺の話は、日本のボクシング界が、いかに妥協と責任回避が横行する業界か、という現実の反映ですね。プロという言葉をどう定義するか、という話で、仰るように、多くの目にも「見るに堪える」ものであるか、それとも単にライセンスを持ち、試合報酬を得て試合する者である、と形式論をもって押し切るか。形式論の中身が、妥協でしかないのは、誰の目にも明らかです。ジムに来る練習生に、プロライセンス取得という目標を与えないと、ジム経営が成り立たず、あまり厳しくされても困る、という声も現実に聞いたことがあります。新人王の出場資格も、話の「根」は同じなのかもしれません。
我々ファンにしたら「そんなことを言われても」という話でしかありません。この辺は、立場の違いだ、と言ってしまえばそれまでです。しかし、それで良いのか、と思います。
そもそも、プロテストなんていうもの自体、本当に必要なのか、と思ってしまいます。そんなもの、マネージャーが責任もって、プロたりうる選手を試合に出せば良いだけの話ではないのか。そのボクサーがプロたり得るか否かを「お上」に決めてもわらないかんのか、と。しかしご存じの通り、そのような責任の明確化からはほど遠い「設計思想」で作られているのが、日本のボクシングです。
そして、それは一部の突出した好選手の活躍に覆い隠されてはいますが、やはり何かと脆弱なままのボクシング界に、今のところ相応しいものだ、と...あまり言いたくないことですが、そう思わざるを得ません。もちろん、徐々に良い方向に変わって行ってもらいたい、とも願いつつ。いちファンとして、無念至極なことではあるんですが。
>アラフォーファンさん
一部のマスコミには、まだあの名前に何らかの価値があると思っている者がいるんですよね。不見識甚だしいですが。
今日の別記事にも書きましたが、タイトルホルダー二度目の陽性判明、というような事態が、日本でも起こる可能性はゼロではありません。不測の事態は今後、何らかの形で起こるでしょう。何かと脆弱な日本のボクシング界においては、より厳しい状況もあり得るでしょうね。
仰る通り、そのような状況に立ち向かう選手、関係者諸氏の健闘を祈り、称えたいと思います。
そもそも「プロ」の位置づけが違うので、野球やサッカーなどと同じ水準にとは言いませんが、「それにしても」と。ボクシングの場合、競技の特性や環境から早くに始める選手が少なく、その分「プロ」の入口を広く、というのは理解できるのですが、「それにしても」と。
新人王の出場資格については、以前さうぽんさんがおっしゃってた通りだと思うのですが、それに加えて「プロ」のハードルも上げてもいいのでは。あまりに玉石混交だと、玉にとって色々な面でマイナスに思えます。