さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

井岡陣営、108ポンド級での後始末は...その他

2013-02-01 18:10:35 | 井岡一翔

久々の更新です。
関西選手の今後に関わる話が出ているのでまとめて。

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井岡一翔の次戦ですが、やはりというか、すんなりあの人には決まりませんね。
昨年、井岡陣営は、ロマゴン陣営(帝拳及びザンファー)への交渉も打診もいっさい行わずに
あの大晦日の試合を組んだという話なので、そもそも交渉する意志もルートも無いんでしょう。
まして、帝拳の意を汲んだ?WBA裁定による、厳しい条件下(報酬比率3対1)での対戦など、
あり得ないでしょうね。ここまで行くと、他のタイトルに鞍替え、なんてこともありそうです。


ロマゴンについて言えば、フライ級転向の話も同時にあるようですね。
井岡陣営が勝手にタイトルを作り、獲得したことに対する怒りはあるでしょうが、
交渉もせずにタイトルを作られた怒りは、陣営(日本国内に関しては帝拳)にはあっても、
軽量級最強のブライアン・ビロリア戦を望むロマゴン本人や周辺(ザンファー)にとっては
突き詰めてしまえば、どうでもいい話なのかも知れません。
その辺の実情は、そのうちはっきりと見極めがつきそうです。


しかし、TV局主導の、ありもしないタイトルを作り出しておいて、
その後始末を一切つけないんだとしたら、いよいよ問題ですね。
今現在、やっていることは、あの、浪速の屁っ放り腰とほとんど同様です。
まあ、その反面、ボクサーとしての出来は歴然と違いますから、
冷めた目を向けることすら億劫な、というのとは、別の話ではあるんですけど。

でも、だからこそ、こんな真似はしてもらいたくなかったし、
少なくとも108ポンドクラスで、ロマゴンと闘うか、
それが転級によってかなわないのであれば、その他の強豪と闘うか、
どちらかは最低限、やってもらいたいですね。

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こちらは聞いた瞬間、おお!と素直に思える話。
石田順裕、WBA王者ゲンナジー・ゴロフキンに挑戦へ。
3月31日、モナコ公国で、という話です。

淵上誠を一蹴した試合の後、米国進出も果たし、評価急上昇中の元五輪銀メダリストですが、
こういう選手からオファーが普通に来るというのは、欧米のリングで堂々と闘い抜いてきた
石田順裕ならではのことです。このクラスの日本人ボクサーとしては、史上希なることでしょう。

もちろん、ウィリアムス、ピログなどに敗れた結果も含めての選出であるとしても、
最低限、試合にはなるし、勝って防衛を果たすことがゴロフキンにとって一定の利になる、
評価もされる相手だと思われないと、オファー自体が来ないわけです。
欧米の重量級上位選手が形成する「リーグ」の一員として認められている石田順裕の存在は、
あまたの国内世界王者のそれを上回るのかも知れません。

ゴロフキンは最初見たときは、そんなに...と思ったのですけど、
だんだん印象が良くなってきました。WOWOWでやった試合も含め、
ちょっと小柄?だけど、スピードと強打は目を引きますね。
石田がどの程度相手のリズムを落として、ジャブや逆ワンツーで対抗出来るか、
厳しいとは思いますが、期待して結果を待ちたいです。

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最後に、アブネル・マレスが、WBCスーパーバンタム級王座を返上したとのこと。
フェザー級に転じるのでしょうが、結局ドネアとは当面やらないということでしょうか。

ま、それはおいといて、そうなると我らが長谷川穂積の世界挑戦は...という話になりますよね、当然。
モンティエルを破って1位の座にあるビクトル・テラサスあたりと...?

まあ、そのうち話がめくれてくることでしょうから、今は静観するしかないです。
個人的には、そういうのより、もっとこう...(笑)
まあ、しょうがない、如何ともし難い面もあるんでしょうが。



コメント (5)
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