さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

手を切りましょう/虚構は消えるが偉業は消えず/R.I.P/目をつけられた所以

2011-11-15 22:30:06 | 話題あれこれ


清水智信、事実上の王座剥奪により、テーパリット正規王者昇格、亀田大毅挑戦決定。
JBCも協会も、WBAの決定を受諾。
この一連の流れは、少し前の記事やコメントにも書いたとおり、想像してはいました。
しかしまだまだ甘かったですね。WBAまだまだやります。
今日、WBAが、テーパリット正規昇格で空位になった暫定王座の決定戦を承認したと
BOXING MASTERさんにて知りました。
また、バンコク愚連隊さんのブログでは、あのデンカオセーンがもうひとつの
暫定王座決定戦に出場する旨、自ら語ったのだとか。


正直言って、怒りはとうの昔に通り越し、批判の言葉も底をついています。
おそらく今後、ファンが納得する形で、清水智信の権益が守られることはないでしょう。

ここにいたって、改めて関係者諸氏、業界首脳の皆さん、或いは特定の方にに対して
言わずにおられません。もう、さすがにこれは切った方が良いでしょう、と。
確かに長きに渡り関わりを持ち、利害もしがらみもあり、これまでの多大な投資、援助も
無に帰すかもしれません。また、さまざまな悪評も立ってしまうかもしれません。

でも、もう本当にこれは駄目でしょう。今すぐには無理かもしれませんし、
或いはすでにそういう方向に舵は切られているのかも知れませんが、
少なくとも今回、無念の涙を流さねばならなかった清水智信の悲劇を、
二度と繰り返さないために、長きに渡る関わりを精算してもらいたい。
是非とも、勇気を持って決断していただきたい。ファンとして、心からそう願います。

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内藤大助、引退。
先のエドガル・ソーサ戦を例に引くまでもなく、いまだ強豪王者たる
あのポンサクレックに世界戦唯一の黒星をつけた偉業は、日本のボクシング史に
長く語られる「大仕事」のひとつでありましょう。
あの、誰も越えられないと思っていた壁のような存在だった王者を破る、
そこに辿り着くまでの過程もまた。

最後の敗戦となった試合には、さまざまな論議も意見も疑いもありましたが、
内藤大助の偉大なファイターとしての軌跡を、誰も疑うことはありません。
長い間、お疲れ様でした。

今から思えばこの人の試合を京橋のIMPで見られたのはお得だったなぁ。
何でああいうマッチメイクが行われたのか、未だに謎ですが。

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モハメド・アリがフレイジャーの葬儀に参列した、とのこと。
詳しく様子を報じた記事を読みたいですね。

専門誌を今日買いに行けなかったのですが、何か記事載ってないかなぁ。
追悼記事となると世代的に前田衷さんとか、津江章二さんとかの独壇場ですかね。
リング・ジャパンのメールサービスで読んだ、粂川麻里生さんの投稿は良かったなぁ。
世代的には違う私の心にも、迫ってくるものがありました。

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話は戻ってWBAスーパーフライ級。
テーパリット・シンワンチャーの動画って、何故か今までチェックしていませんでした。
探せば簡単に見つかったんですけど、強打ドリアン・フランシスコをダウンさせ判定勝ち、
という結果だけ見て、どんなに強いのだろうと思っていたら、意外に微妙な感じです。
(とりあえずドリアン戦のハイライトがコレ

昨年暮れのムニョス戦から、亀田絡みの試合は一切見ていなかったんですが、
テーパリットという選手が強ければ、相手が亀田であっても見てみよかな、と
ぼんやり思っていたんですが、やっぱ止めといた方がええな、という感じですね。
少なくとも、亀田主催興行のリングで勝ちきるだけの爆発的な何かは感じられません。
ちょっと残念です。まあ、だからこそ目を付けられたんでしょうけどね...。

コメント (10)
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