さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

興毅の敬語

2007-10-18 10:54:24 | その他
昨日夕刻の「謝罪」会見については、
あんなの何の意味もない、ということで衆目の一致するところでしょうね。
あれやこれや穴だらけで、どこから突っ込んでいいのやら。
時間を制限し、取材者も制限された会見で、ずいぶん遠慮がちな記者の質問にも、
危うくキレそうになるあの馬鹿親父、やっぱり「本物」ですね(^^)

とりあえず協栄は、ああいうヤカラとは早く手を切った方がよろしいです。
坂田健史はじめ、既存の所属選手たちが気の毒です。


さて、会見に出席しなかった興毅が、内藤と宮田ジムに謝罪コメントを出しました
亀田一家からは初の、内藤と宮田ジムに向けての謝罪です。

会見に同席しなかったのはけしからん、という意見もあるのでしょうが、
しかしもし興毅が、あの親父と同席していたら、
果たしてこのようなコメントを出し得たかどうか。
私は、結果としてこの形で良かったのだという気がします。


何かとその品性を疑われる亀田一家ですが、興毅だけはまだ、比較的「マシ」だと
以前から何度か聞いたことがありました。大阪時代からそうだったようです。

例えば、興毅がデビューする前、某世界ランカーH選手とスパーしたときのこと。
興毅は「Hさん、ありがとうございました。良い勉強になりました」と、
終わった後できちんと挨拶をしたそうです。
H選手は「何や、マスコミに出てるのと全然違う。ええ子やんか」と思ったそうです。

もっとも翌日のスポーツ新聞には「Hぼこぼこや。三途の川渡る寸前やったで」という類の
興毅のコメントがでかでかと載っていて、H選手は目が点になったそうですが。

協栄移籍後も、興毅は親父の目の届かないときには、取材に来た記者さんたちに
時々こっそりと敬語を使って、いろいろ気遣いを見せることがあるのだそうです。
(もっとも親父と次男、三男が一緒のときは、相も変わらずあの調子なのだそうですが)


もちろん、彼の人間性がどうであれ、これまでの試合における反則行為や、
今回の反則教唆は同情の余地なく厳罰に処すべきと思いますが、
亀田一家の中では、という条件付きとはいえ、比較的まともな彼の感性が
まだ完全に死んではいないのだとしたら、それは大事にしてもらいたいですね。

とはいえ、あの親父の元から離れて一本立ちするのは、やはり難しいことでしょうけれど。
今頃「何を勝手なこと言うとんじゃオドリャー!」いうて、
あの馬鹿親父に怒鳴られてるのかも知れませんし...。


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今日の午前中、内藤の自宅に大毅が訪れ、直接謝罪をしたそうです。
やり方としてはどうなんや、と思うところは多々ありますが、
内藤本人がそれを受け容れたようですので、もうこの話はおしまいですね。
とりあえずよかったです。あとはそっちで勝手に揉めとったらよろし(-_-)
コメント
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