18日の日曜日は、神戸で千里馬神戸の武本在樹が
世界4位ファン・カブレラに挑んだ一戦があり、
名古屋ではミニマム、フライ両級のOPBF戦に大場浩平などの試合がありました。
私はどちらも見に行けず、悲しい思いをしておりました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_alone.gif)
しかし神戸の試合はスカイAで放送ありました。
名古屋の方もさる方のご厚意でTV放送されたものを見ることができました。
ありがたいことであります。多謝。
さて、昨秋、ノーランカーに敗戦を喫した武本に、ダイレクトで組まれた世界ランカー戦。
かなり大胆なマッチメイクですが、選手の闘志を奮い立たせるための決断なのでしょう。
これは、ジムが選手に対し多大な期待をしている、或いはまだ期待を捨てていない、
という意志を選手に伝えるためのもの、という側面もあるように思います。
(4回戦時代の長谷川穂積も、2敗目を喫した直後、間をおかずに再起戦を組まれ、
その次が一度敗れた竹田津孝との再戦でした。
この再戦で竹田津を破って雪辱した長谷川は、徐々に力をつけて、
あの熟山竜一戦での大ブレイクを経てさらに勝ち続け、現在に至るわけです)
さて、武本は序盤から積極的に得意の右ストレートを飛ばし、
古豪カブレラ相手に先手先手と攻め続けました。
結果的にこれが奏功し、楽ではないが常にリードして、
負傷判定とはいえ勝利しました。
武本は本来、年明けに日本1位として日本タイトルに挑んでいましたが、
昨秋、突然、日本2位だった粟生隆寛が世界12位だかに入ったため、
チャンピオンカーニバルでの挑戦権を失いました。
その直後に喫した昨秋の敗戦は、武本にとってかなり重いものだったと思われますが、
今回のマッチメイクは、やはり武本の奮起を促す効果があったようです。
カウンターパンチに自信を持つせいか、相手の圧力に対して、
どうも受け身、単発になりがちな傾向の武本ですが、
今回の試合では、相変わらずジャブで組み立てるという形ではないものの、
得意の右、ワンツーを積極的に繰り出していきました。
カブレラはかなりの馬力の持ち主ではありましたが、その力を削いだものは
威力あるパンチをどんどん繰り出した武本の積極性だと見ました。
名古屋のダブルOPBF戦は、TV放送されたものを見ただけですが、
ミニマム級和賀寿和の2R、右一撃でのKO勝ちは強烈でした。
とはいえ相手の選手は一発パンチこそありましたが、同時にかなりの「ザル防御」で、
新チャンピオン和賀の真価は、これから問われそうです。
フライ級長縄正春はジョジョ・バルドンに力負けの印象、右拳負傷の影響もあったようです。
東海地区最大のホープ大場はタイ王者ガオナーを5Rに軽くだがダウンさせ判定勝ち。
あえて接近戦につきあったような試合振りでしたが、あれだけくっついた距離での攻防でも
かなりの巧さ、勘の良さを見せていて、さすがに大場という感じ。
しかし、6Rなどガオナーの手数に対し、ちょっと受け身になりすぎの印象もあり。
ちょっと気になるところです。
115~118ポンド級では、長谷川、名城に次ぐ力を持つと見る大場ですが、
昨年のツニャカオ戦に次ぐ、大きな試合をそろそろ見たいものです。
強敵相手に奮起した武本在樹を見たあと、ふと、そんな気がしました。
世界4位ファン・カブレラに挑んだ一戦があり、
名古屋ではミニマム、フライ両級のOPBF戦に大場浩平などの試合がありました。
私はどちらも見に行けず、悲しい思いをしておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_alone.gif)
しかし神戸の試合はスカイAで放送ありました。
名古屋の方もさる方のご厚意でTV放送されたものを見ることができました。
ありがたいことであります。多謝。
さて、昨秋、ノーランカーに敗戦を喫した武本に、ダイレクトで組まれた世界ランカー戦。
かなり大胆なマッチメイクですが、選手の闘志を奮い立たせるための決断なのでしょう。
これは、ジムが選手に対し多大な期待をしている、或いはまだ期待を捨てていない、
という意志を選手に伝えるためのもの、という側面もあるように思います。
(4回戦時代の長谷川穂積も、2敗目を喫した直後、間をおかずに再起戦を組まれ、
その次が一度敗れた竹田津孝との再戦でした。
この再戦で竹田津を破って雪辱した長谷川は、徐々に力をつけて、
あの熟山竜一戦での大ブレイクを経てさらに勝ち続け、現在に至るわけです)
さて、武本は序盤から積極的に得意の右ストレートを飛ばし、
古豪カブレラ相手に先手先手と攻め続けました。
結果的にこれが奏功し、楽ではないが常にリードして、
負傷判定とはいえ勝利しました。
武本は本来、年明けに日本1位として日本タイトルに挑んでいましたが、
昨秋、突然、日本2位だった粟生隆寛が世界12位だかに入ったため、
チャンピオンカーニバルでの挑戦権を失いました。
その直後に喫した昨秋の敗戦は、武本にとってかなり重いものだったと思われますが、
今回のマッチメイクは、やはり武本の奮起を促す効果があったようです。
カウンターパンチに自信を持つせいか、相手の圧力に対して、
どうも受け身、単発になりがちな傾向の武本ですが、
今回の試合では、相変わらずジャブで組み立てるという形ではないものの、
得意の右、ワンツーを積極的に繰り出していきました。
カブレラはかなりの馬力の持ち主ではありましたが、その力を削いだものは
威力あるパンチをどんどん繰り出した武本の積極性だと見ました。
名古屋のダブルOPBF戦は、TV放送されたものを見ただけですが、
ミニマム級和賀寿和の2R、右一撃でのKO勝ちは強烈でした。
とはいえ相手の選手は一発パンチこそありましたが、同時にかなりの「ザル防御」で、
新チャンピオン和賀の真価は、これから問われそうです。
フライ級長縄正春はジョジョ・バルドンに力負けの印象、右拳負傷の影響もあったようです。
東海地区最大のホープ大場はタイ王者ガオナーを5Rに軽くだがダウンさせ判定勝ち。
あえて接近戦につきあったような試合振りでしたが、あれだけくっついた距離での攻防でも
かなりの巧さ、勘の良さを見せていて、さすがに大場という感じ。
しかし、6Rなどガオナーの手数に対し、ちょっと受け身になりすぎの印象もあり。
ちょっと気になるところです。
115~118ポンド級では、長谷川、名城に次ぐ力を持つと見る大場ですが、
昨年のツニャカオ戦に次ぐ、大きな試合をそろそろ見たいものです。
強敵相手に奮起した武本在樹を見たあと、ふと、そんな気がしました。