原種の「ガーベラ」 少女時代ペンネームに使うほど好きだった花
26日にシンフォニーホールで行われる、コンサートの合同練習があって、夙川
の公民館に行きました。
練習の前だったか、校長先生が、今まで、合同練習に全部来ている人は立って」
と言われました。大勢の人が立った。「4回の人」是も大勢だった。「3回の人」
少ない。「2回の人」パラパラだった。
「今日始めての人」私は立ち上がった。前を見るが誰もいない「えっ! ウソ!」
と後ろを見たが、そこにも立っている人は居なかった「えっ! 私一人!」思わず
呟いた。いや絶句した。
校長先生もまさか一人とは思われなかったのでしょう。何か皮肉の一つも言おう
としておられたのかもしれない。しかし、立ったのが私一人だったため、言葉が
出なくなられたのか、突然「OO(私)さんはブログを書いています、唱歌の学校
のことも書いています。写真が綺麗です…」等々、私のブログの説明を始めら
れた。
「皆さんにどうすれば見れるのか教えてあげて」といわれた。私は再び立ち上が
って「『ちいさな幸せ』というブログです」「そのように引けばいいですか?」と先生
「いえ『ちいさな幸せ』と言うブログは沢山あるようです。プロフィルに肖像画が
載っているのが、私のブログです」と言いました。
私は合同練習は大勢の人と歌いますから好きなほうなのです、しかし今回は、
一寸アチコチ故障が出ていましたので、練習に行き続けると、コンサート当日に、
体調不良で出られなくなりそうな予感です。そこで私は考えました、「オケ合わ
せと、練習は1回に、最終の練習日にしようと」
そして、今日出席したわけですから、「自信があって、来ないのですね」とか何と
か、ちくりと刺されても、事実なんだから仕方がないと覚悟して立ち上がったので
すが、まさか一人とは驚きでした。
帰る道で、クラスの人が「立たんでも良かったん違う、一人ってことないと思うよ、
ほかの人は立たなかっただけだと思うよ」って言われて、「そ~か、其の手もあっ
たか」と思ったのですが、「やっぱりウソがつけない、バカ正直な私」なんです。「ウソ
も方便」と言う言葉は私には通用しないのです。200人近い人がいるのです、一
人ぐらい「愚直な私のような人間」がいてもいいのではないでしょうか…。
体調を重視して欠席したのには、もう一つの理由があります。「唱歌」だったことが
休む事を安心した理由でもあります。
今回歌う唱歌は、2.3を除いて、よく知っていると言う安心感もあるからです。
戦時中、田舎に親戚を持たない我家では、小学3年生から6年生までの集団疎
開に、小学3年生の私を行かせました。今では通勤圏になっている加古川です。
親元を離れているのですから、昼間はいいのですが、夜は親が恋しくて、シクシ
ク泣く子が出て来ました。そこで、先生は寝る前に、毎晩、アコーディオンを弾き
ながら、口移しで唱歌を教えてくださいました。その時習った唱歌を今回歌うわ
けですから、粗方暗譜できています。
私の予想通り、歌は大方覚えていました。クラスの練習は真面目に出ていまし
たしね。
今日は「バカ正直が恥をかいたのか」「1人立ったお陰で、ブログの宣伝をして
いただいて得したのか」どっちだと思います?