ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

学びの達人から…(2)

2009年06月19日 | 一寸そこまで
       マーガレット 八重咲き  (4月11日 神戸・サンチカ 花壇)







暑かったですね。頭がくらくら、ぼ~っとなりそうでした。入梅宣言があってから1日しか雨は降っていません、来週は雨模様ですが…。

今日はお医者さんにお薬を貰いに行きました。脱水状態の人が居られて、救急車で運ばれていきましたが、行き帰りもピーポピーポは聞こえませんでしたからお医者さんが鳴らさないでと言われたのでしょうか? やっぱり余り病気の姿は人には見られたくありませんものね。

私達は割合お水(神戸の地下水)を飲む方だと思いますが、一度に大量飲むのもいけないそうですから、チビチビと回数多く飲むのがいいそうですよ。気をつけましょうね。


昨日の一番目の講師は『林 望(作家・書誌学者)』さんでした。お話しは一番お上手だと思いました。声もよくて、よく通りましたから聞き易いと思いました。

92歳のお父さまが矍鑠として、ご健在だそうです。奥さまを亡くされてから身の回り一切自分でなさり、嬉々として(どうも未亡人だけが独身生活を楽しんでいるのではないようですよ)生活しておられるそうです。お隣に1人住まいして、原則的に手助けはしない関係だそうです。池田隼人総理の「所得倍増論」を企画したお1人だったそうです。又「情報化社会」と言う言葉を作った方でもあります。今は、社会貢献の仕事を楽しんでおられます。

イギリスに居られた時代の色んな生き生き博士達のお話をなさいました。仕事面では世間に名を成した方々で、皆さん老年から始められた趣味の面でも玄人はだしの腕前だったそうです。

長生きされた方の共通点は「人間としての温かさ、精神の柔らかさ」を持っていたと語られました。学ぶだけでは駄目、受身だけでも駄目、全て自発的に行動し継続すると言うことでしょうか…。

林さんご自身は今年還暦を迎えられたそうで、これから「源氏物語」の翻訳に掛かろうと思っていると話されました。


3番目に話された『小林章夫(上智大学教授)』さん。始は同志社女子大の先生だったそうですが、会議会議が多くて嫌気が差しているところに、上智大(出身校)から呼び戻されて帰って来たという事です。英文科のなんだか役に立たない学科を教えておられるそうで…、役に立たない分野だから世界で取り残されているので、ノイローゼにならないで済んでいるそうです。

60歳になられて、「60歳に見えませんね~」と言った子は良いお点を上げるが、「なるほど」と言った子は落とそうと思っている。等ジョウクをはさみながらですが、訥々と話されます、余りお話し上手とは思わないのですが、笑いが多かったのはこの先生でした。

英文科の先生にしては英単語が日本人的発音なんですね(林先生は文学部の先生ですが、とても奇麗な発音です)へ~大学の先生って、それで良いんだと変に納得しました。

大学の先生は5~6年働くと1年の休暇がもらえるそうですね。それを利用してイギリスの地方都市に1年間行かれたときのお話をなさいました。その土地でも一寸した日本ブームで、日本語の漢字の書いたTシャツを着ていた学生が居て、一緒に歩いていた教授が「アレはなんて書いてあるのか」と訊ねられて、困ったそうですその字はなんと「夜間頻尿」と書かれていました。皆大笑いしました。だって聞きにきている私達の年代の身につまされるお話しですものね。

パブが好きでよく行ったお話しでは、「老人割引」があって良いな~と思ったそうです。日本でも私が先日行きました、伊丹のホテルでもありましたものね。本当に食は細っていますから、割り引いても決して損では無いと思いますよ。

パブでの支払い方法が面白かったですね。フランスは先に払います、日本は後で払います、イギリスではオーダーを取りに来た時に、一応お金はテーブルの上に置きます、でも手を載せて取らせない、オーダー品が来た時に手をのけて持っていかせるそうです。面白いお話が多かったですが、う~ん、生涯の楽しみ、学びのお話しは聞いたっけ?

2部はパネルトークでした。特記事項なし…って感じでしょうか


                  マーガレット 一重咲き  




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