ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

遍路  25回

2009年06月20日 | 思い出話

         距離:15K  土佐佐賀 ~ うすき旅館 (24回の続)

              平成14年9月26日  (木)

7:39  かずよ  (送)
ともあきの誕生日。41歳だね。昼から雨の予定。41年前の夕方、陣痛の合間に激しい雨音がしてましたっけ。8時19分の電車待ちでモーニングしています。

7:44  ふじいさん  (送)
船は快調。前回は空だった、小さな小さなドッグに船の陰がありました。メデタシメデタシ。(高知港に入る少し手前に漁船のドッグがありました。何度か前を通りましたが、船体を見ませんでした。そのドッグに船が在るのを見て、ほっとしまた。元船会社O.Lの私です。)

7:54  ふじいさん  (受)
嬉しい船出よかったね。足摺は本当に良い意味での田舎です。心癒してくれると信じます。メール楽しみに待ってま~す。風邪引かないでね、良いお参りが出来ますように…。

7:49  かわしまさん  (送)
四国からこんにちわ。高知です。前回歩き終えた地点までJRで向かいます。そこから歩き始めます。午後からの予定です。今は列車待ち。高知駅は通学の学生さんでいっぱいです。

7:51  おちさん  (送)
ご無沙汰しています。来ましたよ。お元気ですか? 4ヶ月ぶりです。又宜しくね。この度は足摺がメインです。日数が掛かりますが、竜串の方を通って北上します。貴女は40キロを折り返したのよね。私達はそんな事は出来ません。四万十川も楽しみです。宜しくお願いいたします。高知駅で列車待ちをしています。

7:55  おちさん  (受)
四国へ用こそ。久し振りのXXさん(私)のメールに又私の心が弾みます。又色々メールお願いします。楽しみにしています。お天気は大丈夫そうですか?お気をつけて!

9:47  かずよ  (受)
お早うございます!こっちも昼から天気崩れるみたいです。

13:58  かわしまさん  (受)
ファイト!もう歩き始めておられる時間ですね。尼崎は雨もちらちら朝から曇りです。一寸寒いです。歩くには最適な気温かも。ファイト!!です

18:10  ふじいさん  (受)
可愛い宝石入れ嬉しいけれど気を使っていただいてすみません。使わしてもらいます。大切にします。宜しくお伝えください。こちらは午後から雨です。

19:21  かずよ  (送)
こんばんは。まあまあのお天気でした。予告ピタリ、正午からほんのちょっぴり。
4時には宿に着きました。明日から本格的な距離を歩きます。今日の宿には萩原健一(スキーの)も3度ばかり泊まったそうで、写真がありました。貴花田(横綱貴乃花)の時代に泊まったらしくサインがありました。

19:22  かわしまさん  (送)
宝石入れ有難うとメールが入りました。今日は1時間ばかりぱらついただけでラッキーでした。歩き初めですので、16キロ、武庫之荘まで往復4回ぐらいでしょうか。明日からは7回往復ぐらいになりますので6時前には歩き始めます。

19:23  ふじいさん  (送)
届きました。伝えておきます。(宝石箱の件のようです。)今日はこちらは1時間ほどパラパラしただけでした。故あって、今、外食から帰ってきたのよ。私達、鰹って余りスキじゃないの。でも今日は目から鱗よ。お刺身なんだけれど、ニンニクがとてもよくあって、ほっぺたが落ちそうだった。タタキは高知で何度か食べたけれど、新しいものは刺身に限るって。あなたは生もの嫌いだけれど、これなら大丈夫、でも尼崎では食べられないわ。

19:24  おちさん  (送)
今晩は。お天気は残念ながら秋の長雨になりそうです。あなたご推薦の「土佐西南大規模公園」上からですが見ました。小規模ですが、わが兵庫に赤穂御崎と言うのがあり懐かしく思い出しました。故郷は遠きに在りて思うものって感じ。

22:47  かわしまさん  (受)
尼崎は結構連続して雨が…。白井文さんの事務所にご挨拶に行きました。なんと選挙会長さんは事務所で夜中の12時や1時までいらっしゃるとの事。筋肉痛は無いですか? 明日は本日の倍近う歩かれるのですよね。程好い天気で歩き易い日でありますように。

23:14  かわしまさん  (送)
7時ごろから先ほどまで凄い雨風でした。今止んでいます。このままだといいのですが。白井事務所開き、2日だそうですね。行ってあげてください。アッそうだ貴女もお留守でしたね。まだ日日がありますから、又の日にね。長野の田中知事に応援頼もうか…と言う話等出ているらしい。実現すれば当選確実だろうと主人と話しています。おやすみなさい。

(思えばこのとき白井文さんが市長に立候補なさったのでした。現役の宮田市長は余裕でしたね。うら若い女性候補に負けるなんて考えても居なかったでしょう。選挙当日は当選祝いの準備万端整えていたと聞いています。事務局長さんと言うのは北村さんと言う方で、この選挙戦の事を『どたばたトホホ(ペット屋の尼崎市長選)』 を本になさいました。私も読ませていただきましたが、本当によくなさったと思います。残念ながら、ガンで亡くなってしまわれましたから、白井市長の二選の奮闘記は書かれませんでした。読んでみたかったと思います。)


私達の宿の前庭に今風のペンションの様な建物がありました。後で知ったのだが娘夫婦の経営する宿との事でした。電話では『食事あり」の約束だったのに、着いてみると「何時もは娘が作ってくれるのですが、国体で忙しかったので、今日は高知市の方に遊びに行ってしまったので、お店を紹介するんのでソコに食べに行って欲しい。お遍路さんに好評なんです」「???…」何時もは娘さんが作ると言う話と矛盾しない? 宿泊者は私達だけでした。

秋期国体中のお遍路さんは宿泊するところが無くて、本当に困ったらしい。野宿を余儀なくされた方もあったと聞きました。

紹介された「ももいち」と言う店は私の感覚で言えば店とは言いがたいのですが、「鰹の刺身」は美味しかったです。「たたき」ではなく「サシミ」です。やはり「わさび」ではなく「ニンニク」と一緒に食べるのです。余り美味しくてお変わりをしてしまいました。女将さんが「コレ食べてみて」と下さった「秋刀魚のにぎりずし」も美味しかったです。

私達は『お好み焼き』も頼んだのですが、どういう火加減なのかは知りませんが半時間ぐらい掛けて焼き上ってきました。吃驚するほど大きなお好み焼きでした。ピザを想像してくださればいいと思います。一枚で2人で丁度良い分量でした。これも又美味しかったです。満足満足で宿に帰りました。

宿のご亭主は足と目が悪いとかで、主人と目の話に花が咲いていました(病気の話でも話しに花が咲くと言いますか?)主人の足の丈夫なのを羨んでおられました。

「奥さん(私)はご主人がいらち(せっかち)だから、大変ですね」流石は客商売、一発見破られました。それは歩き方にも現れています。主人はさっさとわき目も振らずに歩きます。私はキョロキョロと周りを見ながら歩きます。

夜中はどんなに降っても、明日やんでくれればと願いつつ、床に就きましたが、凄い雨音に目が覚めてしまいました。どうも屋根がトタンらしいのです。家は普通なのに、屋根だけ何故バラックのようにトタンだったのでしょうね。稲光も窓を圧します。

           9月26日  うすき旅館  (2泊目)


コメント
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