ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

残り福

2008年01月11日 | 一寸そこまで
          えべっさんの福を招くお飾り
        このような福を売るお店が並んでいる

えべっさんの「残り福」に行ってきました。近畿と言うより兵庫・大阪で有名なお祭りのようです。9日が「宵宮」10日が「本宮」11日が「残り福」となっています。この3日間のうちに、もう20年近くなると思いますが行っています。息子が小さい時は連れて行っていましたが、今は二人っきりです。

去年「さくら夙川駅」が出来ましたから、我家から随分と近くなりました。以前はJR西宮駅から歩いたり、バス、阪神電車を乗り継いだりして行っていました。阪神西宮駅が一番近く、この駅から本殿まで露天が並びます。食べ物屋が一番多いようです。私は買い食いをしませんが、これだけ露天が並ぶという事は食べる人が多いという事でしょう。

大阪の「今宮えびす」は芸者さんをのせて練り歩く「宝恵駕(ほえかご)」で有名です。

西宮のえべっさんは「福男」で有名です。10日の早朝開門と同時にダッシュして本殿まで駆けて行き、1~3番目までが、その年の「福男」となります。昔は一斉
に駆け出したものですが、今は100人ずつに区切られて「福男」になるには、まず100番までの籤に当らなければなりません。

1~3番の「福男」には商品が付きます。勿論1等が一番沢山もらえるのですが、「えびす像」だけは違います。1・2等の人より上等の像が3等の人に贈られます。「金のえびす・大黒像」です。その理由は「残り物には福がある」だそうです。ま~何と粋なことを!

門を入りますと、表示にしたがって進みます。本殿前で神主さんによる祓串(はらいぐし)でのお祓いを受けます。頭上でさっつ、さっつと言う絹ずれならぬ、紙ずれの音は私の心を引き締めます。「さ~、今年も福を掴みにゆくぞ!」って気分にしてくれます。

本殿前に進みお賽銭を投げいれるのですが、昔はお賽銭が見えていたのですが、今は見えなくなっています。明日には銀行の人が何日も掛かってお賽銭を勘定すると言うニュースがテレビで放映されると思います。賽銭勘定が一日で出来ないなんて、凄いことですね。全国の神社の初詣のお賽銭より「えべっさんのお賽銭」の方が多いとは聞いていますが・・・。

次はこれも「西宮神社の大マグロ」の前に進みます。えびすさんは何時も鯛を抱えておられます。そこで大漁を祈願して漁業組合が奉納するのです。今年の大マグロは体長2.50m、重さ250k、地中海の本マグロだそうです。マグロにお金が張り付くと縁起が良いと言うので、私も一円をヒレの窪みに押し込んできました。

一方通行ですので、露天の間を歩いて、今度は「神酒」を頂きに列に並びます、志を箱に入れて「お神酒」を頂きます。私はお酒は好みませんが、このお神酒だけは美味しいと思い頂きます。去年は隣で売っている「お酒」を買って帰ったのですが、今年は買わないと言うので止しました。

このコースで私達のえべっさん詣りは終わりです。お昼ですので阪神に戻って、去年美味しいと思った、中華料理店に入りました。去年は並んで待ったのですが、今年は5分も待たされませんでした。でも途切れる事無くお客さんは入ってきます。

「焼き飯」主人好み「焼き蕎麦」私好みを取って半分っこしました。主人は丁度良い分量だと言うのですが、私は一寸物足りません。と言いますのが私は分量的には昼ごはんを一番多く摂る習慣です。主人はお酒を飲みますから夜の食事の量が多いのです。

此処で主人は家に私は唱歌の学校へと別行動でした。
コメント (2)
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