紫 蘭
一時減ったのですが
今年は随分増えてきました
5月7日栃東関が引退を表明しました。去年の1月、両国の国技館へ大相撲を見に行った時の優勝者が栃東関だったのです。若乃花が引退してから、誰と言って応援していなかったのですが、同じ見るなら誰かを応援した方が楽しいかなと思っていましたから、其の時の優勝者が栃東関だったので、これも何かの縁と応援する事にしました。だから、一年ちょっと応援したと言う事になります。
栃東関のブログは時々覗いていました。引退表明をブログでどの様に書いているのかと見てみました。下記のように書いていました。
『フアンの皆様へ
おはようございます。
今日はこれから記者会見を予定しているのですが、どうしてもブログを見てくださっているフアンの皆様に先に報告したく、ブログを書きます。
三月場所を休場して以来、今まで数々の医師の方々の診察を受けてきました。しかし、結果的にはどの医師からも相撲を取る事は認められず、自分としては現役を続けたい気持ちと葛藤してきましたが、病気には勝てず、引退を決意しました。
皆様には、ご心配をお掛けして申し訳なかったですが、これからは後進の指導に当たりながら相撲界発展の為に力を注いでいきたいと思います。
これからも、私を初め玉ノ井部屋共々、よろしくおねがいします。
今まで長い間応援をしていただき、有難うございました。
それでは、これから会見してきます』
翌日、5月7日現在で1206通のコメントが寄せられていた。会見前にフアンの為にブログに書いてくれたと言う事に関して喜んでいた。フアンを大切に思ってくれたと言う事が嬉しかったのでしょう。私も栃東関の思いやりを嬉しく思う心は同じでした。
ブログでは負けても負けても励ますコメントが一日に数百通届いていました。励ましの言葉に支えられて、頑張ろうという勇気が涌いてくると書いていた。その気持ちが心からのものだと言う事を、記者会見前にブログに書いてくれたことで証明されたと感動しているのです。
外人横綱1人の現在、やっぱり日本人の横綱が欲しいと言う願望がある。一番可能性の高い大関の位置にある栃東に希望をつないでいた。しかし、もう少しと言うところで、どうしても綱に手が届かなかった。
人が良いと言うか、我武者羅になれない栃東関にイライラしながらも、判官びいき的感覚を持っていた。時々チラッと覗く気の弱さが栃東関その人なんでしょうね。
他の病気ではなく高血圧、それも既に一度血栓を起した後があると言う。私が聞いているのも一度目は軽い人も多いが、二度目は駄目だと言う事です。
親方が「恐がっている」と言われましたが、当たり前ではないでしょうか。どんなことでも命を賭けてまですることは無いのです。自分の体に合ったことを探せば良いわけです。幸いなことに玉ノ井部屋で次期親方になることは決まっているのですから、そちらの方で頑張れば良い事なんです。
高血圧を恐れるわけではありませんが、責任のある仕事はすべきで無いと思っています。その日の体調で中止自由の立場に居るべきと思っています。性格にもよるでしょうが、私は体調不調でも、約束は守ろうとする性格だと知っていますから、今は好きなときに好きなことの出来る生活をしています。生き方を変えるのは勇気が要ります、未練と言う強い力が働くからです。でも今は、思い切って飛び出してよかったと思っています。
一時減ったのですが
今年は随分増えてきました
5月7日栃東関が引退を表明しました。去年の1月、両国の国技館へ大相撲を見に行った時の優勝者が栃東関だったのです。若乃花が引退してから、誰と言って応援していなかったのですが、同じ見るなら誰かを応援した方が楽しいかなと思っていましたから、其の時の優勝者が栃東関だったので、これも何かの縁と応援する事にしました。だから、一年ちょっと応援したと言う事になります。
栃東関のブログは時々覗いていました。引退表明をブログでどの様に書いているのかと見てみました。下記のように書いていました。
『フアンの皆様へ
おはようございます。
今日はこれから記者会見を予定しているのですが、どうしてもブログを見てくださっているフアンの皆様に先に報告したく、ブログを書きます。
三月場所を休場して以来、今まで数々の医師の方々の診察を受けてきました。しかし、結果的にはどの医師からも相撲を取る事は認められず、自分としては現役を続けたい気持ちと葛藤してきましたが、病気には勝てず、引退を決意しました。
皆様には、ご心配をお掛けして申し訳なかったですが、これからは後進の指導に当たりながら相撲界発展の為に力を注いでいきたいと思います。
これからも、私を初め玉ノ井部屋共々、よろしくおねがいします。
今まで長い間応援をしていただき、有難うございました。
それでは、これから会見してきます』
翌日、5月7日現在で1206通のコメントが寄せられていた。会見前にフアンの為にブログに書いてくれたと言う事に関して喜んでいた。フアンを大切に思ってくれたと言う事が嬉しかったのでしょう。私も栃東関の思いやりを嬉しく思う心は同じでした。
ブログでは負けても負けても励ますコメントが一日に数百通届いていました。励ましの言葉に支えられて、頑張ろうという勇気が涌いてくると書いていた。その気持ちが心からのものだと言う事を、記者会見前にブログに書いてくれたことで証明されたと感動しているのです。
外人横綱1人の現在、やっぱり日本人の横綱が欲しいと言う願望がある。一番可能性の高い大関の位置にある栃東に希望をつないでいた。しかし、もう少しと言うところで、どうしても綱に手が届かなかった。
人が良いと言うか、我武者羅になれない栃東関にイライラしながらも、判官びいき的感覚を持っていた。時々チラッと覗く気の弱さが栃東関その人なんでしょうね。
他の病気ではなく高血圧、それも既に一度血栓を起した後があると言う。私が聞いているのも一度目は軽い人も多いが、二度目は駄目だと言う事です。
親方が「恐がっている」と言われましたが、当たり前ではないでしょうか。どんなことでも命を賭けてまですることは無いのです。自分の体に合ったことを探せば良いわけです。幸いなことに玉ノ井部屋で次期親方になることは決まっているのですから、そちらの方で頑張れば良い事なんです。
高血圧を恐れるわけではありませんが、責任のある仕事はすべきで無いと思っています。その日の体調で中止自由の立場に居るべきと思っています。性格にもよるでしょうが、私は体調不調でも、約束は守ろうとする性格だと知っていますから、今は好きなときに好きなことの出来る生活をしています。生き方を変えるのは勇気が要ります、未練と言う強い力が働くからです。でも今は、思い切って飛び出してよかったと思っています。