ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

化粧のにおい

2006年07月23日 | 新聞から
             ささユリ
      葉が笹のはに似ている所から名づけられた
        なかたさんから送られてきました

二三日まえから我家でもセミが鳴きはじめました。まだ先発隊なので心細そうです。夕立の後、気温はかなり下がっているのでしょう窓からの風が冷たいです。
この冷気はセミに影響は無いのでしょうか。

先日「藤田嗣治展」に行った時、期日が迫っていた事もあって、かなりの入場者でした。「絵」を見るスピードも違いますので一緒に行っても中では夫婦別行動なんです。主人が人ごみから抜け出すように来て「化粧のにおいがすごくて気分が悪かった」言うのです。人ごみでは香水でなく化粧だけでも普通の状態と違い体温で温まったむっ~とするにおいは同姓でも嫌な時があります。

食事会の時の香水も困ります。隣に座ると何を食べてもまず香水のにおいに邪魔をされます。その方がアルコールでも召し上がると一層体温の上昇と共に香水がにおいます。処置なしです。気を付けていただきたいものです。

30代40代には私も香水をつけていました。シャネル№5の香水かオーデコロン(マリリンモンローの影響かな?)後にはマダム・ロシャスの香水かコロンです。
今はコットンに染み込ませて箪笥に入れる位です。現代はどんな香水が売れ筋なんでしょうか。興味のあるときは免税店で制限一杯買ったものですが、今は新製品の口紅か頬紅を2.3本買うぐらいです。

その頃は外出時にも小瓶を持ち歩いていました。映画を見に行った時のことです。化粧室で付けようとして、うっかり落としてしまい服に付いたのです。化粧室も盛大ににおいましたし、映画を見ている間も香水のにおいが広がって隣近所に迷惑ではないかと気兼ねしながらも、映画は終わりまでしっかり見て帰りました。必要以上の香水は傍迷惑だと言う事、大失敗の巻きです。

消費者団体の調査で「電車やバス車内の空気で乗客が不快と感じるのは人いきれやたばこのにおいより、消臭剤や化粧品、クリーニング剤などのにおいが多いと言う結果が出たようです。清潔ブームの昨今、綺麗好きなつもりが『汚染源』になっているようだ」と書いてありました。

私には強烈な経験があります。沿線に女子校・女子大のある通学電車に乗った時です。混んでいる粗方が、その女子大の制服を着ていました。私はなんだ「???」と感じてきたのです。初めは何のにおいか解りませんでしたが,はたと気づきました。月一度のお客様のにおいだったのです。何十人と乗っているのですから単純に計算しても4人に1人ぐらいはお接待中なんです。においも団体になるとすごいものだと感じました。

この頃の女性専用車でも色んな化粧品のミックスのにおいにタジタジになったことがあります。次の駅で車両を替わったぐらいです。それ以後なるべく女性専用者には乗らないようにしています。制汗消臭剤も無臭のものが出てから余りにおわなくなりましたが、昔は「制汗剤つけてます」って宣伝していると感じる事がありましたが、今はその様な事もなくなりました。

衣装のクリーニング剤・防虫剤のにおいも余り感じませんね、全てに「無臭」が出てきているからでしょうか。防虫剤は確かあのナフタリン(楠)のにおいが虫を寄せ付けないと言われていましたが、においを取ってしまっても虫は寄せ付けないのでしょうか?虫の好みも変わったのでしょうか?

「香水・整髪料・制汗剤・化粧品」が一位「衣料のクリーニング剤・防虫剤」が第二位で人によっては頭痛・疲労感・焦燥感・目の痛み・吐き気などの症状を引き起こす事もあるそうです。調査に当たった人は「清潔さや安全性を求めながら、自分が空気を汚す行動を取っている人が多い。化粧品や消臭剤が汚染源になると言う自覚が無い為ではないか」と指摘している。化けるのが目的の化粧品だから、無臭にしてくれても良いと思うのだけれど・・・



















コメント (4)
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