世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「田舎に到着したときの晴れやかな気分」

2009年09月18日 23時30分55秒 | Weblog
昨日に引き続き、他部署の仕事の手伝いをする。
また、全店に書類を配布する作業を後輩女子Cちゃんと行った。
ふとしたことから「ねるねるねるね」について、話が広がった。
25歳のモテ系女子な彼女の口から
「うまい!(テーレッテレー!)」
という発言を聞けるとは思わなかった。
私に話を合わせてくれてるのかな。
いつもありがとう。Cちゃん…。

そんなこんなでクタクタだったのだが、今日はもう一つイベントが!

日本フィルハーモニー交響楽団による演奏を聴きに行くのである@大宮ソニックシティ。
・ヴェートーベン「バレエ音楽《プロメテウスの創造物》より序曲」
・ブルッフ「バイオリン協奏曲第1番ト短調」
・ヴェートーベン「交響曲第6番ヘ長調《田園》」

お目当ては「田園」
この曲、好き。
特に第1楽章「田舎に到着したときの晴れやかな気分」
私が育った地域を思い出す。雀宮駅の東側あたりだろうか。
牧歌的で長閑な田園地帯が広がるあの地域を思い出すのである。
第2楽章「小川のほとりの情景」でいきなりカッコーが鳴きだす。
木管で模倣されるそれらの音は、かなりリアル。

第3楽章「農民達の楽しい集い」
第4楽章「雷雨、嵐」
第5楽章「牧人の歌−嵐の後の喜ばしく感謝に満ちた気分」
もう幾度となく繰り返し聴いているそれらの旋律は、耳に馴染んでいるので心地よく私の耳に入り込んでいった。

他2曲…《プロメテウスの創造物》、ブルッフの曲は知らなかった。

ブルッフの曲でヴァイオリニストの南紫音さんが登場。
超綺麗な方だった。
アジエンスのCMを彷彿とさせるようなアジアンビューティー炸裂といった感じだった。
しっとりと濡れたような音が弦から生まれてくるのを不思議な気持ちで眺めた。
綺麗な人から紡ぎ出される音はやはり綺麗なのだと思った。

アンコールはグリーグ。想定外。
ホルベルク組曲 前奏曲
微風が会場全体を通り抜けていった気がした。
そのぐらい爽やかな曲。
これ、今日一番の収穫だったかもしれない。

今日はなんだか疲れてしまい、ウトウトしながらの鑑賞となった。
それはそれで心地よくて、会社帰りの演奏会も良いもんだと思った。

また良さそうなコンサートがあったら行きたい。
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