昨年、その燃えたぎるような赤色の連続を見たとき、私は溜め息を吐くのも忘れてしまっていたっけ。
今日は一年ぶりに日高にある巾着田に行ってきた。
曼珠沙華の群生を見るためである。
昨年は母と行った。
初めて見る曼珠沙華の連続に驚く私を、何度か訪れている母は「スゴいでしょ?」と得意気に言った。
あれから一年。
早いものである。
「暑さ寒さも彼岸まで」というが、今日は寒くも暑くもなく快適だった。
鬱蒼と茂った森を歩く。
木々の緑とその下に広がる赤々とした曼珠沙華が華麗なコントラストを描いていた。
どこまで行っても赤、赤、赤…。
その夢のような世界は、ノスタルジックをも超越した何か「この世の果て」的世界を感じさせた。
曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ている。
お彼岸に咲き、土葬をモグラや野ネズミなどから守る意味もあって墓地などによく植えられているため、「死人花」「地獄花」「幽霊花」という呼び名がついている。またアルカロイドという毒があるため、「毒花」「痺れ花」などとも呼ばれている。
…どんだけ汚名をつけられてるんだよ。
こんなに綺麗な花なのに。
可愛そうだ。
白い曼珠沙華も咲いていた。
とても珍しいとのこと。
これは何という花だろうか?
調べたのだけれども分からなかった。
日が当たるところと当たらないところでは、赤色が微妙に違う。
どこまでも。
どこまでも、赤。
これだけ沢山の花が咲いているのに、匂いは全くしない。
不思議な花である。
土手を挟んだ隣の広場ではコスモスが咲いていた。
ずっと非現実的な世界を歩いていたので、この庶民的なピンクに安らぎを感じた。
少々歩いた先に何やら百合っぽい花を発見!!!
アマクリナム。
ヒガンバナ科。
この花…見た瞬間、一目ぼれをした。
清楚で愛らしい。
花言葉は「惑わされない心」
東京から一時間の赤の世界。
浮世離れしたあの空間を今年も堪能できて良かった。
今日は一年ぶりに日高にある巾着田に行ってきた。
曼珠沙華の群生を見るためである。
昨年は母と行った。
初めて見る曼珠沙華の連続に驚く私を、何度か訪れている母は「スゴいでしょ?」と得意気に言った。
あれから一年。
早いものである。
「暑さ寒さも彼岸まで」というが、今日は寒くも暑くもなく快適だった。
鬱蒼と茂った森を歩く。
木々の緑とその下に広がる赤々とした曼珠沙華が華麗なコントラストを描いていた。
どこまで行っても赤、赤、赤…。
その夢のような世界は、ノスタルジックをも超越した何か「この世の果て」的世界を感じさせた。
曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ている。
お彼岸に咲き、土葬をモグラや野ネズミなどから守る意味もあって墓地などによく植えられているため、「死人花」「地獄花」「幽霊花」という呼び名がついている。またアルカロイドという毒があるため、「毒花」「痺れ花」などとも呼ばれている。
…どんだけ汚名をつけられてるんだよ。
こんなに綺麗な花なのに。
可愛そうだ。
白い曼珠沙華も咲いていた。
とても珍しいとのこと。
これは何という花だろうか?
調べたのだけれども分からなかった。
日が当たるところと当たらないところでは、赤色が微妙に違う。
どこまでも。
どこまでも、赤。
これだけ沢山の花が咲いているのに、匂いは全くしない。
不思議な花である。
土手を挟んだ隣の広場ではコスモスが咲いていた。
ずっと非現実的な世界を歩いていたので、この庶民的なピンクに安らぎを感じた。
少々歩いた先に何やら百合っぽい花を発見!!!
アマクリナム。
ヒガンバナ科。
この花…見た瞬間、一目ぼれをした。
清楚で愛らしい。
花言葉は「惑わされない心」
東京から一時間の赤の世界。
浮世離れしたあの空間を今年も堪能できて良かった。