世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

お買い物日和

2005年03月21日 22時02分06秒 | Weblog
昼下がりにピアノの練習をした。
サボっていたので、前奏部分から復習…。
コレじゃ、心の中の金魚はぽたぽた落ちる前に
醜くなる一方じゃんね…。

夕方、池袋に行く。
ウィンドウに飾られているお洋服は、既に春物中心。
シフォンのスカート
パステルカラーのニット
見ているだけでウキウキしてしまう。
ミントグリーンのニットをお買い上げ。
胸元にビーズがあしらっており、乙女ちっく。
会社にはスーツで出社するが、
お休みの日は、フリフリや花柄のものを着用することが多い。


続いてCD屋さんへ。
坂本龍一教授の「/04」を購入。
花王のシャンプー「ASIENCE」のCM曲が入っていたため
つい衝動買い。
あのCM…一昨年の秋に見て以来、すっかり虜になっていた。
女優さんも綺麗。
しかも曲が、世界の坂本教授である。
広告費、いくら使っているのだろう…?と思わせる豪華なCMだ。
あのシャンプー自体も凄く良い。
パサつかないし、泡立ちも強力。
香りも「美を予感させる香り」と謳っているとおり、
高貴な香りがバスルームに充満する。
ASIENCEの発売当初まで、ずっとヴィダルサスーンを愛用していたが、
今やすっかりASIENCEを愛用。

今日買ったCDには「ASIENCE」の他に「戦場のメリークリスマス」も入っている。
今、ピアノで練習している「金魚花火」を制覇したら
「戦場のメリークリスマス」に挑戦しようかな。
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「日本のジュエリー100年」

2005年03月21日 00時40分46秒 | Weblog
東京都庭園美術館で開催されている
「日本のジュエリー100年」を見に行く。

東京都庭園美術館は朝香宮邸として昭和8年に建てられた建物を、
そのまま美術館として公開したもの。
アールデコと日本文化のコラボレーションによって建物自体が美術品のようだ。
作品とその観賞空間との間に交感が生まれ、居心地の良さを感じる。

つぅーか、ぶっちゃけ、人の家。
風呂場、…いや、バスルームや書斎等も見られ、
当時の華やかな暮らしっぷりを垣間見ることができる。
北側の部屋は、夏季限定で使用される居間になっていたり
シャンデリアがゴルフボールの形になっていたり
贅を尽くした館だった。


さて、展覧会。
仕事柄、ジュエリー展には極力行くようにしているが、

大抵は

ヨーロッパ文化ギッシリ!!

だったり

アントワネット炸裂!!

みたいなもの。

ガラスケースには誰かの鼻の脂がついていて
「宝石好きな奥サマが血眼になって、
この総勢100ctのダイヤを使ったネックレスを見たんだなぁ」
と、容易に想像できる豪華絢爛なジュエリー展。


本展は、幕末から昭和前期までの日本人が身に着けた洋装と和装の装身具。
指輪、帯留、簪、カフス、髪留、懐中時計。
メインは御木本真珠店のティアラ。
中石のダイヤは3ct。(1ctは0.2g)
石留の技法も繊細で、石そのものの美しさを殺していない。

あと、マイブームの平戸銀細工のブローチも見られた。
一番驚いたのは、ルビーのシンセテック指輪。
この頃に人工宝石の技術があったとは!
欧米が挙ってジュエリーにホワイトゴールド台を使用していたのに対し
日本のジュエリーの多くはほとんどプラチナ台を使用していたのを知った。
やっぱりプラチナの重厚な輝きが、地味好みな日本人のハートをゲットしたのだろう。

太平洋戦争期に奢侈品禁止令や宝石・貴金属の供出などがあったため
馴染みが無かったこの頃の装身具。
地味だったけれど、多くの人々がジュエリーに関心を持っていたこと、
そしてジュエリーの表現も驚くほど豊かなものであったことが分かった。

ウチに帰って宝石箱の中をひっくり返し、
中性洗剤でジュエリーをキレイキレイした。
高価なものたちではないが、明らかに輝きを取り戻したようだ。
(…お皿やコップをあまり使用しない私。
中性洗剤を使用するのはジュエリー洗浄のみでしゅ。)

…あのティアラって、どうやって洗浄するのだろう…?
石揺れチェックした後、超音波洗浄機にいれるのかな…?
などという疑問は、自分には不要なものかな。