世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

母のオムライス

2005年03月07日 22時57分01秒 | Weblog
今朝、吉熊が「僕、シチューっていうの食べたいな」などと言うもんだから、
今宵はカップスープ(←微妙に吉熊の願望と離れている?)と
パンのお夕御飯。
大人しく食べていたから良しとしよう。

私は、食べ物の好き嫌いが少ない。
好きな物は、いっぱい。
おっとっと、杏仁豆腐、オムライス、餃子、アンジェリーナのモンブラン、
カレーうどん、メロンパン。

嫌いな物は、しいたけ、お刺身、鶏肉の塊、
わさビーフ、イナゴの煮物(←田舎だとよく食べさせられる)。

私が実家に帰省する日、母は必ずメロンパンを用意していてくれる。
「亮ちゃん、メロンパン好きだからね」って。
ある時は杏仁豆腐だったり、餃子だったり。
朝食はいつも母の手作りオムライスだ。

母は「私は料理、嫌いじゃない」と常々言い、
冷蔵庫の余り物で何かを料理するのが上手い。

料理嫌い&できない→外食オンリーの私の栄養状態をいつも母は心配しているらしい。
でも自炊しろとは一度も言われたことがない。
「人間、向き不向きがあるからね。嫌いなことやっても仕方ないしね。」と、
いつも諦めにも似た放任スタンスだ。

煙草吸おうが、休みの日に夕方まで寝てようが、
私の冷蔵庫にマニキュアと水と冷えピタしか入っていないことを知ろうが、

母はいつも「他人に迷惑かけなきゃいいよ~」なんである。

そう、彼女はいつも「他人に迷惑かけなければ別にいい」が口癖。
裏を返せば「あなたが一人でのたれ死んでも私は知りましぇん」…ということ。

それって一見放任主義みたいだが、けっこうプレッシャーだったりする。
この歳になると…。
好き勝手やっている今の状況を考えると、
私の未来はやはり心配だ。

大好きな母の手作りのオムライスは永遠には食べられない。
でも…やっぱり自分では作りたくない…って言うか作れない。

吉熊に作ってもらおうかな…。
ね、吉熊…。