世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

いま、会いに・・・ゆきません。

2005年03月08日 23時01分19秒 | Weblog
久々に定時で上がった。

会社の先輩に借りた本「いま、会いにゆきます」を読み終えたので、
借りたお礼に粗品送ろうと、赤羽の雑貨店で玩具を買った。
先輩は一児の母親。
粗品は息子さんに。
鈴が入った木製の蛙さん、喜んでくれるといいな。

そのあと真っ直ぐ帰宅せず、喫茶店で独りでのんびり過ごす。
至福のとき。
今日の出来事を反芻しながら、
熱いコーヒーを飲み、
煙を吐くと、
本当の自分に戻れる気がする。

私の大切な時間。

明日もきっと今日の続き。
劇的な変化はないだろう。
別にそれを望んでもないし、憧憬も持たない。
今までも、人生に期待せず、現状維持を課題としてきた。
これからもきっとそう。
私は私。
欲張らず、分相応な小さな幸せを見付け続ければいいな、と願う。



「いま、会いにゆきます」は昨年末、映画も観た。

よくわからなかった。

「へぇ」で終ってしまった。
原作は心理描写が緻密に描かれていたから、それなりに楽しめたんだが。
人が人を好きになり、その結果、子孫を残す…というサイクルが
私のDNAに組み込まれていないからわからないのかもしれない。

そんな私は、
死んで未練を残した挙げ句、幽霊になって現世に現れ、
夫や子供の世話とかしちゃう澪の行動がやはり不可解だった。

「誰も知らない」で育児放棄した駄目母親の方が、個人的に好きかも…。
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