世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

恋するニワトリ

2005年03月09日 23時57分39秒 | Weblog
帰り道。
寒さが緩るみ、どこからか漂う甘い花の香りが鼻をかすめる。
春は鼻唄が似合う。

春じゃなくても、
嬉しいことがあった日の帰り道、
シャワータイム、
マニキュアを塗っている時など…
安らいでいる時、
気付くといつも私は鼻唄を歌っている♪
曲目は色々。

高い割合で歌われる曲は「恋するニワトリ」。
NHKの長寿番組「みんなのうた」で放送されていた曲。



「恋するニワトリ」

晴れた朝の ニワトリは
元気がないの ゴメンナサイ
トサカサカサカ さか立ちしても
かなわぬお方に 恋をした
ココ コココ ココ ココ
コココ 恋は恋は恋

屋根の上に 呼びかける
わたしはここよ ここ ここよ
だけどあの人 こっちをみても
すぐに向きをかえる くるくると
ココ コココ ココ ココ
コココ 恋は恋は恋

あの人りっぱな 風見鶏
わたしは小さい ニワトリよ
貝がら食べても 鉄にはなれず
貝がらはじける 胸の中
ココ コココ ココ ココ
コココ 恋は恋は恋

旅に出るのは ツバメたち
お化粧するのは ジュウシマツ
庭にはニワトリ 思いをこめて
ひとりでタマゴを うみました
ココ コココ ココ ココ
コココ 恋は恋は恋



風見鶏に恋したニワトリが、想像妊娠して卵を産む歌詞。
曲調は明るいのに、どこかシュールな歌詞なんである。
放送当時、小学校低学年だった私は「りょうこっこ」と呼ばれていた。
のんびりしていてニワトリみたいな存在だったからだろうか。

アイデンティティーをニワトリだと刷り込まれた小学校低学年の私。
当時は茶の間で「みんなのうた」を観ながら
妹や弟と夕御飯ができるのを待つ習慣があった。

「恋するニワトリ」を初めて聴いた時は己の歌だと思った。
ニワトリのアニメーションも明るい色調で好ましかった。
以来、鼻唄で「こっこっ」…と歌う私。

当時から片想いや演歌系などいう「陰」の方に
ベクトルが作用する渋い子供だったんだなぁ…。

「みんなのうた」は何枚もCDが出ている。
「恋するニワトリ」の他に
「まっくら森の歌」という曲も好きなんだが、これは後日。
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