今日は iPad の予約が開始される日。朝から Twitter 上で「予約だん」の報告が続々と届く(ちょっと誇張)。それにつられて,iPad with Wi-Fi 32GB を予約した。秋により小型軽量の iPad が出るのでそちらがおススメ,という意見もあったが,この何に使えるかわからないが,異様な魅力を発するガジェットを早急に体験することなく,クリエイティブだとかイノベーティブだとか語ることは許されない,と思ったからだ。
ちょうどその日に合わせたように,「アップル丸かじり」というコピーが美しく表紙に映える週刊ダイヤモンドが発売された。中身はというと iPad や iPhone をいかに使いこなすべきかを,有名人のロールモデルを登場させて語る記事がほとんどだ。それはそれでいいんだが,アップルという企業の製品開発戦略やら組織論についてはほとんど語られていない。そこがビジネス雑誌としてはちょっと残念なところである。
実際,アップル・ウォッチャーによるルポ的な文献はいくつもあるが,経営学者やマーケティング学者による「学術的な」アップル研究はほとんどないと思う。それはアップルがあまりにクローズドだからか,それとも,あまりに特異で一般化できないからなのか・・・。若くて元気で清新な感覚を持つ研究者にぜひ挑戦してもらいたい。トヨタもサムスンもマイクロソフトもすでに研究され尽くされている(ほんとか?)。
そういうならお前がやればいい・・・といわれそうだが,ぼくはぼくなりに,消費者モデリングの立場から人はなぜ Mac を真っ白なパッケージから出すときわくわくし,電池の持ちが悪い iPhone を使い続け,どんな効用があるのかわからない iPad を予約したりするのか研究したいと思っている。それがどういう原理にしたがうか(記述と説明)が第一段階,なぜそんなことになってしまったか(進化の解明)が第二段階だ。
にしても,非情に美しい表紙である。立ち読みで表紙が汚れされてしまう前に,早めに購入することをお勧めしたい。お近くに大きな書店がない方は,すぐ下のリンクをクリックしてアマゾンで・・・(アフィリエイトフィーを期待w)。
ちょうどその日に合わせたように,「アップル丸かじり」というコピーが美しく表紙に映える週刊ダイヤモンドが発売された。中身はというと iPad や iPhone をいかに使いこなすべきかを,有名人のロールモデルを登場させて語る記事がほとんどだ。それはそれでいいんだが,アップルという企業の製品開発戦略やら組織論についてはほとんど語られていない。そこがビジネス雑誌としてはちょっと残念なところである。
![]() | 週刊 ダイヤモンド 2010年 5/15号,ダイヤモンド社 このアイテムの詳細を見る |
実際,アップル・ウォッチャーによるルポ的な文献はいくつもあるが,経営学者やマーケティング学者による「学術的な」アップル研究はほとんどないと思う。それはアップルがあまりにクローズドだからか,それとも,あまりに特異で一般化できないからなのか・・・。若くて元気で清新な感覚を持つ研究者にぜひ挑戦してもらいたい。トヨタもサムスンもマイクロソフトもすでに研究され尽くされている(ほんとか?)。
そういうならお前がやればいい・・・といわれそうだが,ぼくはぼくなりに,消費者モデリングの立場から人はなぜ Mac を真っ白なパッケージから出すときわくわくし,電池の持ちが悪い iPhone を使い続け,どんな効用があるのかわからない iPad を予約したりするのか研究したいと思っている。それがどういう原理にしたがうか(記述と説明)が第一段階,なぜそんなことになってしまったか(進化の解明)が第二段階だ。
にしても,非情に美しい表紙である。立ち読みで表紙が汚れされてしまう前に,早めに購入することをお勧めしたい。お近くに大きな書店がない方は,すぐ下のリンクをクリックしてアマゾンで・・・(アフィリエイトフィーを期待w)。