今日は情報処理学会の「Web2.0の現在と課題」セミナー。Web2.0をビジネスとして実践する橋本さん,川崎さんの迫力ある話に続いて不肖水野が厚かましくも「ロングテール」についてしゃべった。そのあとは,ウェブに関する先端研究の動向として,大向さんが「集合知」,松尾さんが「社会ネットワーク」について語る。聴衆は100人強。そのなかに村田Tさんや山本さん,さらに午後には服部さん,木村さん,川野さんの姿があった。
ぼく以外の演者は,それぞれWeb2.0の定義を語った。コミュニティ,人力,crowds といったコンセプトがマーケティングにどう関わるか。コミュニティ・マーケティングとかC2Cとか,すでに議論はあるが,自分のなかでどう位置づけていいかわからない。ただ,Attention から始まるマーケティングでいいのか,という気がする。
セミナーのあと,神保町の沖縄料理店で軽めの,しかし長い打ち上げ。ぼくには意味がよくわからないことばが次々飛び交う。最後は「セカンドライフ」の話。それが自立した経済圏になり得るかどうかの思考実験。ただ,オンラインゲームの経験がないため多くを語れず。にしても,今日は十分すぎるインプットをもらいました。
Web2.0の世界を支える「有象無象=crowds」の実態が気になる。草の根のコンテンツ供給者たちは,クリエイティブクラス,あるいはその予備軍といえるのか。彼らは多くの時間を無償の労働に割いているが,格差が拡大する時代に,それはどこまで可能なのか。米国と同等の意味でのテール市場は立ち上がるのか。
潜在的研究課題は増える一方だ。さらに,5月のサンベルト会議@ギリシャも魅力的だ。しかし,それらはすべてしばらく封印する。
ぼく以外の演者は,それぞれWeb2.0の定義を語った。コミュニティ,人力,crowds といったコンセプトがマーケティングにどう関わるか。コミュニティ・マーケティングとかC2Cとか,すでに議論はあるが,自分のなかでどう位置づけていいかわからない。ただ,Attention から始まるマーケティングでいいのか,という気がする。
セミナーのあと,神保町の沖縄料理店で軽めの,しかし長い打ち上げ。ぼくには意味がよくわからないことばが次々飛び交う。最後は「セカンドライフ」の話。それが自立した経済圏になり得るかどうかの思考実験。ただ,オンラインゲームの経験がないため多くを語れず。にしても,今日は十分すぎるインプットをもらいました。
Web2.0の世界を支える「有象無象=crowds」の実態が気になる。草の根のコンテンツ供給者たちは,クリエイティブクラス,あるいはその予備軍といえるのか。彼らは多くの時間を無償の労働に割いているが,格差が拡大する時代に,それはどこまで可能なのか。米国と同等の意味でのテール市場は立ち上がるのか。
潜在的研究課題は増える一方だ。さらに,5月のサンベルト会議@ギリシャも魅力的だ。しかし,それらはすべてしばらく封印する。