最近ニューズウィーク日本版を買う比率が増えている。5/12 号はメインの「不況に勝つ反流行のラグジュアリー」もさることながら,「『1億人増』で元気な未来」という1ページのコラムが面白かった(著者は米チャップマン大学都市未来学フェローのジョエル・コトキン氏)。それによると・・・
・2050 年までに米国の人口は1億人増えて4億人になる。
・そのとき 65 歳以上の高齢者は人口の5分の1に。
・韓国,台湾,シンガポールの高齢者は人口の3分の1に。
・中国では人口の 30% が60 歳以上になる。
・2000~50 年,15~64 歳人口は米国で 42% 増加する。
・同時期中国は 10% 減,欧州は 25% 減,日本は 44% 減。
こうしたトレンドはすでに広く知られているのかもしれないが,ぼくには驚きだった。つまり,これからは中国の時代だとかインドの時代だと喧伝されているが,数十年もすれば若い労働力が最も溢れる地域は米国になるということなのだ。そこに Apple や Google に代表される革新性が結びついたら・・・。
非常に荒っぽい予想として,米国は決して衰退することなく,再び世界の中心になりそうだ。しかし,新たに甦る米国は過去の米国とどこまで同質なのかはよくわからない。新たに増加する1億人はどういう人々なのか・・・。成熟した先進国というイメージとはかなり違う社会になっているかもしれない。
・2050 年までに米国の人口は1億人増えて4億人になる。
・そのとき 65 歳以上の高齢者は人口の5分の1に。
・韓国,台湾,シンガポールの高齢者は人口の3分の1に。
・中国では人口の 30% が60 歳以上になる。
・2000~50 年,15~64 歳人口は米国で 42% 増加する。
・同時期中国は 10% 減,欧州は 25% 減,日本は 44% 減。
こうしたトレンドはすでに広く知られているのかもしれないが,ぼくには驚きだった。つまり,これからは中国の時代だとかインドの時代だと喧伝されているが,数十年もすれば若い労働力が最も溢れる地域は米国になるということなのだ。そこに Apple や Google に代表される革新性が結びついたら・・・。
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 5/12号, 阪急コミュニケーションズ, このアイテムの詳細を見る |
非常に荒っぽい予想として,米国は決して衰退することなく,再び世界の中心になりそうだ。しかし,新たに甦る米国は過去の米国とどこまで同質なのかはよくわからない。新たに増加する1億人はどういう人々なのか・・・。成熟した先進国というイメージとはかなり違う社会になっているかもしれない。