届いたばかりのマーケティング・ジャーナルNo.101に,CGM関係の論文が出ている。1つは前田邦弘,山本浩一「消費者メディアを活用した新しいトレンド予測メカニズムの可能性」。ブログでの書き込み数をトレンドの代理指標とし,それを「予測市場」の対象としようという提案だ。
もう1つは森岡慎司,長谷川想,山川茂孝「AISASモデルによる口コミの形成過程におけるプランニング作法の提案」。電通バズリサーチ powered by GALA によって測定されたクチコミの事例が紹介されている。そういう例を選んだということだと思うが,TVスポットなど,マスとのきれいな連動が示されている。
予測市場の話を読みながら,ちょっとばかし悔しい心境になる。5~6年前,市場メカニズムこそ入ってないが,予測コンペティションを通じて精度の高い予測システムを作ろうとした。それから時を経て,より発展した形で,別の会社で花が咲こうとしている。もちろん,深くコミットしてこなかった自分が悪いのだ。
もう1つは森岡慎司,長谷川想,山川茂孝「AISASモデルによる口コミの形成過程におけるプランニング作法の提案」。電通バズリサーチ powered by GALA によって測定されたクチコミの事例が紹介されている。そういう例を選んだということだと思うが,TVスポットなど,マスとのきれいな連動が示されている。
予測市場の話を読みながら,ちょっとばかし悔しい心境になる。5~6年前,市場メカニズムこそ入ってないが,予測コンペティションを通じて精度の高い予測システムを作ろうとした。それから時を経て,より発展した形で,別の会社で花が咲こうとしている。もちろん,深くコミットしてこなかった自分が悪いのだ。