カリフォルニアから新着の白ワイン「パナメラ・シャルドネ2011」。
このワインも先入観なく飲むと、香りがよく、酸味も爽やかで飲みやすい。
クアトロの料理に合わせやすいかなと思う。
エチケットを見ると熊が描かれている。
この熊はカリフォルニア州の旗に描かれているものだろうか。
熊を見ていたら、いかにもカリフォルニアのワインと云うイメージになり、春の晴れた日に合いそうな白ワインかなと思い始める。
本来の味わいに、イメージが重なり味わいの印象が変わっていく。
さらに、このワインは川島なおみの結婚式で使われたワインと聞くと、そう云えばデザートにも合わせられるかなとイメージが変わる。
ワインほど思い込みに支配されるものはないだろう。
「パナメラ・シャルドネ2011」は、クアトロの父から熊だの川島なおみだのと思い込みを吹聴されなくても、かなり美味しいですよ。
天才ワイン予報士クアトロの父は、予測できないことは嫌いだ。
しかし、ワインほど予測に影響されるものはない。
ブランド・ワインや、価格の高いワインは美味しいに違いないと予測してしまう。
実際、2千円のワインと1万円のワインもエチケットを見ないで飲むと間違えることがある。
クアトロの父も自信はない。
また、同じワインをエチケットを変えて飲むと違うワインだと思ったりする。
さて、カリフォルニア・ナパ・ヴァレーからクアトロに新着のワイン「セコイア・グローヴ/カベルネ・ソーヴィニヨン2009」。
かの有名な「オーパス・ワン」の隣にあるワイナリー。
土壌も良く、有機栽培で、新樽20ヶ月熟成などと、美味しい予測がいっぱい。
あえて、クアトロの父はこれらの予測をすててこのワインをテイスティングする。
とても濃厚で複雑さもあり洗練された味わい。
オーパス・ワンのエチケットがついていたら間違ってしまうかもしれない。
天才ワイン予報士クアトロの父は、予測以上のワインが大好きだ。