ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

豊四季風スパゲッティ

2019年02月05日 | パスタの話



サッポロラーメン、喜多方ラーメン、東京ラーメン、博多とんこつラーメンなどなどご当地ラーメンも色々ある。
その地方で生まれ、その地を訪れれば食べることが出来る。
パスタにもご当地パスタらしきものはある。
“ジェノヴェーゼ”はジェノヴァ風パスタであり、バジルのペーストを使ったパスタである。
“ボロネーゼ”は、ボローニャ風パスタであり、ミートソースの代名詞である。
イタリアのご当地パスタといってもこの程度ではないだろうか。
その他は、“ナポリターナ”とかは特別の実体もないしナポリで注文しても食べられないし、ナポリの人は食べていないだろう。
“フィレンツェ風”と云うパスタもある。春キャベツとアンチョビのパスタだが、クアトロでもそろそろ登場するであろうが、これはフィレンツェの特定の店でしか食べられない。
フィレンツェの人も食べたことがない人がほとんどである。
“ジェノヴェーゼ”、“ボロネーゼ”以外は、その町のイメージをお借りしてネーミングしたものがほとんどである。
クアトロの“ウニのクリームソース”は必ずカブを使っている。
“ウニの豊四季風”とか、“ウニのトヨシキダーゼ”とかに改名するのも良いかもしれない。
カブは豊四季の名産であるが、豊四季の人はいつもカブを食べている訳ではない。
クアトロの今日のおすすめは、“厚岸産ホッキ貝の和風スパゲッティ”である。
ジャポネーゼであるが、しょう油を使うと何でも和風・ジャポネーゼになるようだ。
クアトロの和風パスタは、素材から出るダシとワインと少量のしょう油とバターを乳化させる。
決してしょう油の味に頼りすぎないパスタである。
特に貝類は旨みのダシが多く出るので和風にすると特に美味しい。
和風というネーミングでなくクアトロ風も良いかもしれない。
“厚岸産ホッキ貝のクアトロ風”は本日のおすすめである。
クアトロのご当地パスタであります。

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