ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

チーズの物語2024~ブリヤサヴァラン・アフィネ

2024年07月01日 | チーズの話

テレビのバラエティに「人生最高レストラン」がある。
そのオープニングには、「あなたが普段食べているものを教えて欲しい。あなたがどんな人であるか、当ててみせよう」とテレップが流れる。
フランスの有名な政治家であり美食家のブリヤ=サヴァランの著書「美味礼讃」の一説だ。
さらにブリヤ=サヴァランの言葉で「チーズのないデザートは片目を欠いた美人のようなものですね」ともある。
政治家としては、問題発言の主で森さんや麻生さん以上だろう。
それでもブリヤ=サヴァランは、美食のシンボル。
彼の名前を貰った「サヴァラン」と云うケーキも有名だ。
そして、「ブリヤサヴァラン」の名前をつけたチーズは、白カビのチーズに生クリームを混ぜ込んで乳脂肪75%、トリプルクリームという分類のチーズ。
味わいはクリーミーで濃厚だが、後味は爽やかである。
高脂肪は良くないとされるが、このチーズを口にするとそんなことは、もうどうでもよくなる。
人生最高のチーズかもしれない。
「あなたがクアトロで好みのチーズを教えて欲しい。その中のひとつにブリヤサヴァランがあれば、あおたがどんなにグルメかが解る」かもしれない。

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