ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

クアトロでワイン その2

2010年12月17日 | ワインの話

Photo_2 どういう食事をしたいのか、どのくらいワインを飲みたいのかを伝えるとお店側もお客様の予算はある程度推測できるものだ。
さて、次に投げかけられるのは、どんなワインが好きかと聞かれることである。
この質問は奥が深い。
あなたの生き様を問いかけられているように思える。
「ワインは解らないのですが」
これは良くある答えだが、率直で良い答えであろう。
ワインに馴染みのない人生だったが、これからワインを通じて食の世界の楽しみを体験したいという意思表示に思える。
お店側もこれに応えなくてはならないと尽力するものだ。
「優しい味わいのメルローのような赤が好きです」
人生に疲れている人だろうか、ねぎらってあげたいものである。
クアトロの父もメルローが好きだ。
「カベルネのような力強い赤が好きだ」
人生に不安を持っているのだろうか。
勇気づけてあげよう。
「何でもいいから、フルボディーのワインが良い」
これは、危険な答えである。
フルボディーは値段が高い。
それを承知で云っているのなら問題はないが、見栄を張ってみたというのなら、その人の人生は正しい方角に修正してあげるべきだろう。
あなたはどんなワインが好きですか。
クアトロには、色々な人生に対応できるワインを用意しています。

※クアトロ新着ワイン
「トラミン・ゲヴェルツトラミナール/ヌスバーマー」(写真)
アルザスで有名なゲヴェルツだが、実は北イタリアのトラミンが発祥の地だ。
ゲヴェルツはバラやライチの香りが魅惑的な白ワイン。
元祖トラミンのゲヴェルツはその特色がしっかりとしている。
まっしぐらに人生を走り続けたあなたが、ちょっと息抜きをしたい時、このワインは最適だ。
ただ心の弱い人は、このワインの虜になって、これからの人生を誤ってしまうかもしれない。
危険な味わいの白ワインである。
クアトロでボトル6800円で発売。

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