ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

タッチパネルとモダンタイムス

2024年07月10日 | 映画の話

先日のことだが、ママさんと回転寿司を食べた。
今の回転寿司は、お鮨のサンプルが回転しているだけで、注文はタッチパネルだ。
ふたりで向かい合うボックス席だが、おたがいの顔を見るよりも、タッチパネルと向き合っての食事だ。
クアトロの父もタッチパネルにはだいぶ慣れてきたが、誰が作っているのかも解らない鮨を新幹線が運んでくる様には、まだまだ馴染めない。
クアトロの父の生涯ベスト・ワンの映画はと聞かれたら、チャップリンの「モダンタイムス」と答える。
現代社会の機械化を痛烈に批判した作品。
数々の名場面があるが、チャップリンが自動食事機械にかけられる場面も記憶に残る。
機械にトウモロコシを食べさせられたり、歯磨きまでされるのだが、機械が壊れ暴走をはじめる。
お鮨が暴走しないか、心配しながら食事をする。
明日からのクアトロ、ロボットのような動きのクアトロの父だが、暴走をはじめないだろうか。

※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、クアトロの定休日になります。

 

 

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