ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

カレー南蛮物語

2021年07月16日 | 食べ歩きの話

年寄りが「街へ行ってくる」と云うと駅前の商店街へ行くことを指す。
クアトロの父も梅雨の合間の暑い中をひとりで街へ行ってきた。
所用があってのことだが、ついでに遅い昼飯を食べよう思う。
しかし、柏の駅周辺も古いなじみの店も少なくなり、ひとりで入るには二の足を踏む店ばかり。
そして結局入ったお店は昔からある丸井の地下にある蕎麦屋だ。
この店のカレー南蛮が旨い。
柏ボンベイの影に隠れた、柏屈指のカレーである。
と、クアトロの父だけが思っている。
いかにも蕎麦屋のカレーそばはこうあるべきだと云う味。
蕎麦屋ならではのカツオ出汁にショウユ味。
とろみも粉っぽくなくよく馴染んでいる。
さらに、トマトソースのような甘みと酸味が奥に隠れている。
そばは多めで、いくら食べてもへらない。
しかし最後までそばの腰を保っているのは素晴らしい。
残りのスープもたいらげ、しっかりと汗をかいて食べ尽くしたクアトロの父だ。
長年同じ味を保っているのは立派だ。

※本日よりまん防のため、夜の営業は7時オーダーストップ、7時50分閉店となります。
※テイクアウトは、夜5時半までの受付で、夜6時から7時の間のお引き渡しになります。
※お酒の販売は夜7時まで、お酒の提供は1グループ2名までとなります。

 

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