ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

イチゴパフェの新たなメモリィー

2020年01月24日 | デザートの話

過ぎ去った昔が鮮やかによみがえる
クアトロの父のメモリィー

クアトロの父の子供の頃、パフェは子供の食べるものではなかった。
第一、あのパフェのグラスの高さは、子供向きではない。
イスに登って食べるのは良くないし、グラスは倒れ易い。
ある程度大きくなってクアトロの父もパフェを食べる。
夢のように思って食べ始めるが、どうしても途中から飽きてくる。
特に、上げ底になっているコーンフレークにたどり着くともういいかなと思う。
そもそも、パフェとはパーフェクトなデザートの事を云うらしいが、クアトロの父にはコーンフレークなどはマイナスポイントだ。
さて、クアトロのイチゴパフェはどうだろうか。
どこを見ても真っ赤なイチゴ。
完熟と云うだけのことはある。
そのイチゴ、いばらキッスをおもむろに口に含むと濃厚な果汁が口内に充満する。
その果汁は甘みとほどよい酸味がパーフェクトだ。
イチゴだけで、もう十分に美味しいと思っていると、軽く煮込まれたイチゴのソースと冷たいアイスクリームが、温度差のある甘みとクリーミーさと果実味を立体的に重ね、美味しいハーモニーを奏でる。
さすがに、パーフェクトなデザートだ。
その美味しい余韻もゆっくりと味わいたい大人の新たなメモリィーだ。

コメント
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