ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

和飲持ち娘立姿図

2016年05月18日 | 個人的な話

柏市民ギャラリー新装開館記念「摘水軒記念文化振興財団コレクション展」に行ってきました。
前期は“肉筆浮世絵”、後期は“花鳥動物画”。
その前期の浮世絵を見てきました。
作者によって趣が違い、なかなかの目の保養となりました。

(摘水軒記念文化振興財団ホームページより抜粋)
この摘水軒記念文化振興財団は、法人として設立される以前のルーツは江戸時代に遡ります。
旧水戸街道に面して居を構えた寺嶋敏巧は、名主を務めて旧柏村の自治を担いつつ、自らの居宅を「摘翠軒」と称して芳野金陵・西村靖軒らの儒学者を迎え、私塾あるいはある種の文化サロンを提供しました。
摘翠軒には、近隣の住民の他、金陵・靖軒の学友である湯島聖堂の儒学者、亀田鵬斎・綾瀬父子を中心として交友のあった知識人や、水戸街道を往来した人々が訪れました。
現存する屏風・掛け軸・文書等の記録を観ると、岡本秋暉・鈴木鵞湖・柴田是眞・福島柳圃・五姓田芳柳・五姓田義松・小川芋銭・小野湖山・勝海舟・遊行上人・河東碧梧桐ら、江戸から大正時代の文化人たちの名前が確認できます。明治17年には茨城県河内郡女化原に向かう途上の明治天皇陛下もお立ち寄りになられました。

さて、クアトロは明日から、ワインと日本酒のバルを企画。
それぞれのワインやお酒によって趣が違い、なかなかの心と舌の保養となるでしょう。

※明日からのバルには、和飲持ち父立姿が登場。

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