ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

秋の味覚~エテイヴァ・ダルパージュ

2015年10月05日 | チーズの話

クアトロに秋から冬のチーズ、エティヴァ・ダルパージュが入荷しました。
スイスの美しい山々に囲まれたなだらかな丘にはきれいな花が咲き、のどかなカウベルの音が響く。
エティヴァはアルプスの少女ハイジで描かれたような風景の中で、昔ながらの製法を守り作られる。
エティヴァは、Estivage=夏、アルパージュは、Alpage=アルプスの放牧地という意味があるように、標高1000メートルから2000メートルの高原で5月10日から10月10日までの間に高原の牧草を食べた牛のミルクからのみ作られたアルプスの山のチーズ。
牛たちは、自然に育った牧草や花しか食べません。
また、山小屋で薪を燃やしてミルクを加熱するのでアルペンの花の香りとロースト香のするチーズとなります。
その後チーズは熟成庫に移されて磨かれ、最低でも135日間の熟成を経て出荷されます。
その生産量も少なくこのチーズの美味しさを知る人も日本ではまだ少ないようです。
クアトロで夏の思い出とともに味わってみましょう。

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