ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

秋の夜長のワイン~バルバレスコ

2014年09月29日 | ワインの話

Photo ワインの名産地は小高い丘になっているか、盆地になっているか、川沿いであったりする。
傾斜があり、水はけが良く、一日の温度差があるところが良いわけである。
小高い丘という条件では、バローロ・バルバレスコのあるランゲ地方が代表格として上げられる。
丘の上からネッピオーロ・バルベーラ・ドルチェットという順でブドウが生育している。
ネッピオーロは語源が霧がかかったとい意であり、まさしく霧のかかるような小高い丘で生育し、栽培に苦労も多い。
そのブドウは糖も酸も充実しており素晴らしいワインが作られる。
そのネッピオーロ100%のワインがバローロでありバルバレスコである。
バローロはワインの王にふさわしく素晴らしいものが多いのだが、価格が高い。
バルバレスコはバローロに対してワインの女王と呼ばれるが、バローロよりも価格が安く、コスト・パフォーマンスは高い。
クアトロで、秋の夜長にじっくりと飲みたい「カ・デル・バイオ/バルバレスコ・ヴァルグランデ」は、鮮やかで輝きのあるガーネット色、エレガントな風味と芳醇な果実味、長い余韻を楽しめる。
その味わいはワインの女王の名にふさわしい。
パーカー・ポイントも94点という掘り出し物。
今宵は、仔羊のグリルと共にいかがだろう。
ボトル¥6500で発売中。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする