三世紀のイタリア中部インテラムナ(現在のテラモ)の僧侶バレンタインは、戦争のさなか、多くの恋人達を幸せにした。
自らは、ローマ皇帝の迫害にあい殉教することとなる。
そのバレンタインの流した血を忘れぬためにチョコレートは配られるのだろうか。
などと、斜に構えるクアトロの父だった。
ところが、お客さまにチョコレートをいただいたり、孫娘の作るチョコレートをもらったりすると、甘いチョコレートの味わいこそ、バレンタインの願う恋人達のお祭りにふさわしいなどと言い始める。
しかし、孫娘が大きくなって作るチョコレートはどこの誰の基へ行くのか・・・。
それはともかく、クアトロも多くの恋人達を幸せにする魚料理とパスタとチーズとワインと気配りをご用意しております。
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