クアトロがお勧めする新酒は、フランスのボージョレ・ヌーヴォーばかりではない。日本酒の新酒もクアトロで解禁だ。尾瀬でつくる水芭蕉の“純米中汲み袋取り”が到着した。出来上がったばかりの新酒を袋取りして、その袋から垂れる雫酒を集めた贅沢すぎる新酒。そのお酒を何ら手を加えず瓶詰めしたもの。これが美味しくない訳がない。グラスをかたむけると、フルーツのような華やかな香りが鼻をつき、トロリとしたふくよかな酸味が舌に心地よく広がる。次に麹の香りが余韻として口の中に広がり、全体に良く熟したラフランスのような印象を受ける。この水芭蕉の新酒に、クアトロの魚料理を合わせてみると、自分への勤労感謝になるだろう 。
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