ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

英勲で英気を養う

2012年08月06日 | お酒の話

Photo 暑い夏には、日本酒の原酒をロックにして飲む。
クアトロが用意したのは、京都伏見の“英勲純米大吟醸原酒うすにごり/ビンテージ2012”である。
京都の酒造好適米“祝”を使い、伏見の名水“白菊水”で醸す。
そして出来上がったお酒は、柑橘系のフルーツの香りと酸を感じさせ、すっきりとした後味を持つ。
淡麗辛口と一口で表現するにはもったいない独特の個性を持ったお酒である。
グラスに氷を入れ、この酒を注ぐ。
グラスを口に運ぶと、ほんのりとフルーティーな香りする。
アルコールの甘みがとろりと感じる。
そして酒の肴を口にする。
ちょっと塩の利いた辛めの肴が良い。
その頃、グラスの中で氷がカランと音を立てる。
少し氷が溶けて酒と交わる。
すると、グラスの中の酒は、よく冷えて甘みが隠れ爽やかな酸が立ってくる。
そして、また肴を口にする。
肴の味わいが不思議にも形を変えて違う旨味を感じる。
それを繰り返していくといつしか良い気持ちだ。
英勲大吟醸原酒の夏の楽しみ方の一例である。
さて、クアトロで英気を養って、次はオリンピックの応援である。

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