ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワイン・オブ・ザ・イヤー

2006年12月10日 | ワインの話

Photo_145 年の瀬も押し迫ってきました。クアトロが開店したのが今年の3月でした。ワイン担当のクアトロの父は、このお店でどんなワインを提供したらお客様に喜んでいただけるのか、日々暗中模索の状態でした。そんな中で、ここまでを振り返り、ある程度の売れ筋ワインが出来てきたものをご紹介します。ボトル・ワインでも、グラスワインでも活躍したワインたちです。赤ワインは、「カサーレ・ベッキオ/モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」白ワインは「ドメーヌ・アスプ/ヴィオニエ」「サン・アントニオ/ソアベ」「エステ・エ・ノエ/シャルドネ」この4種類になります。
クアトロのワインの考え方として、グラスワインは良いものを提供したいと考えてきました。グラスワインはボトルワインへの導入口であり、ワイン・ビギナーの方の登竜門となります。ここで、粗利を考えたグラスワインを選定するとワインの魅力に気づかないことになります。クアトロのグラスワインは、無理しても良いワインを出すようにしてきました。そして、試行錯誤の末に定着してきたワインがこの4種類です。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォは一本のブドウの木に2房しか実を付けさせない造り方で濃縮感を出した果実味豊かなワインで、イタリア料理全般に良く合う。ヴィオニエは青リンゴのような香りが特色で、チーズや生ハムなどの香りの強いものにも対応できる。ソアベはミネラルっぽい味わいが、魚介と相性が良いと思う。シャルドネは樽香を使わないもので、果実の良さを全面に出しており、繊細なお料理に対応できる爽やかさがある。お客様のお料理や、そのお客様の好みに合わせてこれらのワインは今年良く活躍してくれました。来年も頑張って貰います。そして、また新しい戦力も模索中です。

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