当尾への東の登り口、宝珠寺境内に立つ地蔵石仏と五輪塔。
2012年3月廃校になった旧当尾小学校の向かい、郵便局東となりに小さい境内の宝珠寺があり、新しく造られた基壇に一列石造物が並べられて居る。
頭の丸い舟形光背を持つ定形地蔵石仏は像高約1m足らず。
新しい基壇の上、台石と石仏をコンクリートで固定しているのはちょっと艶消し・・・
しかしあまり聞き覚えのない明応8年の銘があり、室町中期の造立・・・
一方、基壇左端に据えられた五輪塔、やや小振り感は否めませんが・・・・・蓮弁台座に乗った重厚感ある五輪塔で 鎌倉末期の造立。
撮影2012.7.29