石友さんと二人してこの石仏の存在は知りながら、どうしても解らなく現地を訊ね訊ねて何とか見つかった石仏さんです。
石友さんと一緒に探したところ、現場まで行っていたのに見つからず、その後石友さんが再チャレンジで見つけ出し、土砂や枯葉に埋もれて居るとの連絡を受け、後日スコップを持ち掘り起こしたと言う曰く因縁の石仏さんですが・・・・、期待したほどには報われない姿でした。
和束町木屋は、国道163号線で伊賀方面へ向け笠置町に入る少し手前、大きな砕石場を越えて直ぐの小さな集落、その東外れから一山越えて和束町の中心に至る府道67号線で一気に急斜面を登り詰めた峠が木屋峠。
木屋峠付近から流れ落ちる谷川沿いに旧道を登り詰めていく・・・、旧道と言っても現在は所々にその痕跡は確認できる程度、最早獣道にも等しいですが・・
谷川沿いの急勾配で途中かなり危険な場所に何度も遭遇します。
こちら上流部からの撮影ですが、現場はこの岩を廻りこんだ奥の方・・・
大きく迂回してジグザグに登る府道が出来るまで、木屋の子供達はこの旧道を小学校まで通ったと・・・・この場所を訊いた50代のおばさんが教えてくれた。
学校の帰り道、この岩に登って遊んだものだと・・・、それにしても小学校は峠を越えても遥か彼方??
友達が探し出してくれた石仏さんはこれ・・・すっかり胸から下は枯葉と土砂に埋もれて居ます。
岩盤は聳えるほどに高く、その幅も何m有るかも解らない程の巨岩です。
掘り起こしてみますが、雑木の根が縦横にまとわりつき如何にも成りません・・・此処まで掘り起こすのに約1時間。
これが精正一杯、おばさんの話だと「いつも見て通った」と云うから、この30~40年の間に相当埋もれてしまったようです。
他にも左右やもっと下部にも何か彫られているのでは??と思うのですが・・・
石仏は幅40cm、高さ60cmぐらいの方形龕部を造り、中に俵の上に立ち、大きな袋を担いだ稚拙な大黒天像を中肉彫りで刻み出している。
まるで小便小僧のようなその姿、像高凡そ50cmぐらいだろうか??
再度行き、もう少し広範囲に掘ってみようかなとも・・・?もっと何かが出てくるかも??しかし何故この岩に大黒天が一尊だけ彫られているのか解らない。
因みに付近に恵比寿の名を持つピークが在ると聴いたような・・・・。
撮影2011.5.2
あれから一年過ぎたんですね~
今年は年明け早々から結構色々見つけましたが
まだまだ行きたい所が有りま~す。
ちょっと疲れて来たので、今日は半日で帰って来ました~(笑)
再度タワシを持って寄ってみようかな(笑)
それはそうと、いっぱい見つけてあるんですね。
今日は雨に降られなかったですか?
僕は何処にも出ずしまいでしたよ。