皇龍寺の広大な寺址西側空き地に打ち捨てられたの様に置かれている塔身の四天王像です。
去年、此処の近くを通って気に成って仕方なかったので今年はどうしても寄ってみたかった。
これといって何も無いだだぴろい空き地にこの塔身と笠部の残欠それに片方を失った幢竿支柱が取り残されたように建っている。
それこそつわものどもが夢の跡だと言わんばかりに・・・。
<巨大な三尊像の基壇石>
皇龍寺は新羅王朝の国家プロジェクトとして建てられた巨大寺院でその規模は東洋一だといわれているが高麗蒙古の侵略に灰燼と化したようです。
初層部だと思われる塔身に刻まれた四天王像 ・・・ 皇龍寺西回廊外に在って付属施設の遺物でしょうが??
それ程大きな石塔ではなかったようで、像高も約50~60cm・・・
しかしどの像を見ても新羅石造美術の素晴らしさが充分伝わる塔身四天王像です。
これにて今回の韓国シリーズはひとまず終わり・・。
撮影2011.10.2
今回も様々なものを見せて戴き有り難うございました。
目の覚める程素晴らしい磨崖仏や、???な石仏まで色々楽しませてもらいました。
既にうずうずされている様ですので
次回もそう遠くなく行かれるんでしょうね~(笑)
現役世代のバリバリ無理は承知しています。
すぐにでも行きたいのは山々だけど・・・・ちょっと我慢して桜の咲きだす頃にでも・・。
次回の下調べも兼ねつつ書いてました。
そばまで行っていて見落としがかなり有ります。
やっぱりハングル難儀です。