大阪北河内、交野市星田の古い町並みの中に有る無住の鄙びたお寺。
普段誰もいないので重文クラスの仏像が有るからとしっかり施錠されていて立ち入り禁止・・、以前に訪ねてとぼとぼ帰って来たことも有る。
4月21、 この日は年に2回の御祀りが有るとかでお堂は開放、石仏さんも自由に撮影可能とのこと、いそいそ出かけて撮影させてもらった。
町中に有ってこの荒れ寺風情はなんとも・・・・
壊れかけた築地塀をバックに(いくら鍵が掛かっていても乗りこえられそうなほど)・・・・石仏と石塔がずらっと一列横体。
やっぱり中央に居並ぶ二体ががどうしても目につきます。
どこかで見たことの有る特徴的な阿弥陀さん。
元、この近くに在った小松廃寺の遺仏を祀って創られたという薬師寺、その石仏も当然小松廃寺のものだろう??
すぐ近くに有る慈光寺の2体の阿弥陀石仏に瓜二つ・・・、この特徴的なつくりは印象的です。
かといって隣の地蔵石仏もかなり特徴的でその顔容は、きわめて慈悲深い柔和な微笑み湛えている。
しかも孤の地では多い板状石材に二重の線彫り円後背をもち、錫杖を持たない古式な地蔵石仏です。
他にもこんな石仏さんも・・・。
撮影2011.4.21
近くの寺でもまだまだ見られるようです。
この地も一種独特な石造文化が有ったようですよ。
大和のそれとは一味違うような・・・・。
特徴ありますね~
でも普通の人が見たら、きっとどれも同じなんでしょうね。
って、私たちは普通じゃない??(笑)
以前ネットで見たものと、随分変わっていますね。