伊賀と伊勢を分ける布引山系、その主峰の一つである経が峰東南部に広がる北勢地方の一部を芸濃地域と呼んでいる。
この地域は伊賀や近江から伊勢への古道や間道も多く、古い文化を数多く秘めた興味深い土地柄です。
伊賀東部、大山田から布引山系を越える伊賀越えで峠を越すと其処は旧美里町の山間集落が点在する鄙びた山里。
そんな山里に2~3近江と良く似た股木人形の山の神行事が残る集落が有ると言うので訪ねて見た。
そんな高座原は経が峰東南山麓の小さな農山集落。
集落から経が峰へ通じる林道脇に大きな山の神場が有って例の股木人形オッタイ(男体)メッタイ(女体)が見られる。
山の神場の大きな岩には殆ど風化した多尊石仏・・・・・・、仏教遺跡だろうか??はたまた原始信仰と仏教が混交して聖地化した土地なのだろうか??
今はこうして山の神を祀る聖地とされている。
なんとも解りやすい・・・・・これ以上の具象化はないと思うほどに見事ないでたちです。
これが生の原点、全てへの再生産といわんばかりの大らかさ・・・其処には何の衒いもない。
行事(神事??)の一部始終を見たわけでないので何ともいえませんが、少なくとも我ら農耕民族の命と実りの再生産にかけた願いのようなものを感じ取ることが出来るような気がします。
撮影2011.4.2
勧請縄と山の神
実見したい…
今度連れてってください(甘
余り歩かなくても良いところが良いですね。
それなら甲南方面が良いですよ。
栗東と大津市辺りなら距離も近くていいでしょう。
日時は幽黙さんにまかせます。
僕はもういつでもOKですよ。
メール入れてください。