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この石仏さんに出合うのは大変でした、直ぐ近くまで車でいけるのですが・・・道がありません。
名阪五ヶ谷インターで降りると米谷の集落はそこ・・・しかしそこから先がわかりません。
今回二度目の訪問なんとしても逢わなきゃと・・・米谷の集落に入ると直ぐに、右手に自然石の石灯篭があり、目指す石仏は道を挟んで対面の山の上、頂上辺りにおられるのですが新入路はまったくありません。
都合よく、近所のお年寄りが通りかかったのでおたずねしました。
道らしきものは、何年も前に無くなって今は殆ど誰も近づかないという事で、山 の裏手から尾根道らしき所を探していくしかないという事でした。
しかし、人が通った形跡はまったくありません、すぐ近くに民家の裏庭が見えたりするのですが????。
鬱蒼とした杉木立の木漏れ日の中、もう永らく訊ねるひとも無いという風情で、阿弥陀さんと地蔵さんが、仲良く黙ってたたずんで居られるというかんじです。
小さな小石仏が一体足元におられました。
たぶん、このままほとんどたづねる人もなく忘れ去られてしまうように思われます。
前置きが長くなりましたが、「米谷庵山の双仏石」は高さ150cm、幅330cmの花崗岩南面に、右手に像高68cm地蔵、左手に像高72cm阿弥陀を半肉彫り、天文十一年(一五四二) の造立。
撮影2006.5.14