先日の洞が峠からの帰り道、たまたま通りかかった旧在所、「内里」で見かけた大きい茅葺き民家。
集落を貫通する在所道に面して木立の多い大きな屋敷を白壁腰板塀で囲い、門を潜って中庭の奥に入母屋造りの大きい茅葺き母屋が建つ。
母屋の向かって左側には式台を備え、茅葺き屋根から棧瓦棟が突き出ている。
往時この屋敷は大庄屋屋敷だったのだろうか・・・格調高い造りで遠い昔を偲ばせる。
妻側から見ると明らかに一般農家とは違って重厚な茅葺き屋根。
破風飾りも奥深くまで凹んで居て、棟には棧瓦の箱棟を載せている。
撮影2014.2.24